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台湾の競争力、14位に上昇 全体的に高評価=世界経済フォーラム

中央社フォーカス台湾 9/28(水) 15:11配信

(ブリュッセル 28日 中央社)スイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)が28日に発表した2016年の国際競争力ランキングで、台湾は138の国・地域中、14位に入った。昨年より1ランク上昇し、アジアでは4位。同フォーラムのエコノミスト、ティエリー・ガイガー氏は、台湾の順位は昨年と同程度だが、全体的な成績は依然として高水準にあると評価。一方で、人材の育成や誘致、制度の改善が課題だとした。

同ランキングはインフラ、マクロ経済環境、高等教育、市場規模、イノベーションなど12項目を評価し、それらの結果を総合して決定された。

同ランキングの発表を受けて国家発展委員会が配布した資料によると、アジアの主要国家で順位を上げたのは、台湾とインドのみ。その他の国は全て前回と同じか後退している。台湾より上位だったのは、シンガポール(2位)、日本(8位)、香港(9位)。近隣の韓国は26位、中国大陸は28位だった。総合1位はスイス。

項目別で最も順位が高かったのは、イノベーションの11位。金融市場の発展は前回から2ランク前進し、15位になった。制度と技術即応性はいずれも30位で、12項目中最低だった。

ビジネスを進めていく上での最大の問題とされたのは、政策の不安定性。次いで、革新能力不足、政府の官僚制度の非効率が挙げられた。

ガイガー氏は、台湾は人材の訓練や誘致によってイノベーションの強みを保ち、経済発展につなげていくべきだと指摘。さらに、全体的な制度の改善が必要で、労働力効率も向上が待たれると分析した。

今回の報告では、台湾の名称がこれまでの「中国台湾」(Taiwan, China)から「チャイニーズタイペイ」(Chinese Taipei)に変更された。

(江今葉、楊淑閔/編集:名切千絵)

最終更新:9/28(水) 15:11

中央社フォーカス台湾

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