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フィギュア「4回転時代」空中戦の見どころは? 羽生・宇野…ミラクルジャンプ決めるのは誰だ!

withnews 9/29(木) 7:00配信

 羽生結弦の世界歴代最高得点、宇野昌磨の史上初4回転フリップ成功など、記録づくしだった昨季。今季はどんな新記録が生まれるのか。「4回転時代」のフィギュア界では、夢のミラクルジャンプ「4回転アクセル」への期待が高まる一方、深刻なケガのリスクも。9月30日には羽生が今季初戦に登場。本格的なシーズンインを前に、昨季の振り返りと今季の見どころを紹介します。

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衝撃!4回転ルッツ―3回転トーループ

 昨季、最初に訪れた驚きの瞬間は、昨年11月上旬、北京で開かれたGP(グランプリ)シリーズ中国杯にありました。浅田真央選手のGPシリーズ復帰で話題になっていたこの大会、熱心なファンであるスケオタ(フィギュアスケートオタク)が衝撃を受けたのは、中国のホープ、金博洋(ボーヤン・ジン)選手のジャンプでした。

 金選手はSP(ショートプログラム)で、4回転ルッツ-3回転トーループの大技を成功させました。4回転ルッツは、2011年にブランドン・ムロズ選手(米国)が初めて単独で成功させて以来、お目にかかることがなかった最高難度のジャンプです。さらに金選手は今年2月、四大陸選手権のフリーに3種類の4回転を組み込み、4度の4回転を跳ぶという史上初の快挙を成し遂げました。

異次元の羽生、300点の壁破る

 その直後、11月下旬に長野のビッグハットであったGPシリーズNHK杯では、金選手の衝撃を上回るような歴史的瞬間が訪れました。SPとフリーの合計300点を越えるのは誰か、スケオタの長年の関心事だったその壁を、羽生結弦選手が大きく超えていきました。

 SPでは、ソチ五輪で自身がマークした世界最高得点を塗り替える106.33点を出して首位に。フリーでは、質の高い4回転を3本跳んで得点を押し上げ、史上初の200点超え。合計で322.40点をたたき出しました。
 会場は地鳴りのような歓声で揺れました。それまでの最高得点、13年GPシリーズフランス杯でパトリック・チャン選手(カナダ)が出した295.27点を大幅に上回る得点でした。

 さらに、12月上旬、スペインであったGPファイナルでも羽生選手が再び記録を塗り替え、合計330.43点をたたき出しました。この大会のSPとフリーと、その合計の三つが、フィギュア男子における最高得点としてギネス世界記録に認定されました。

 ライバルも刺激を受けます。今年1月の欧州選手権では、ハビエル・フェルナンデス選手(スペイン)が300点超え、3月末~4月初めに米国であった世界選手権でも再び300点超えを記録しました。

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最終更新:10/1(土) 13:14

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