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グロくて美味い池袋の「絶品中華」 見た目は、まんま骨!その正体は…

withnews 10/2(日) 7:00配信

 池袋駅の北口を出てまっすぐ行き、5~6分歩くところ、平和通りの半地下に中華料理店の「永利」があります。看板料理は「ジャンダグ」(背骨のしょうゆ煮込み)。日本人に全く馴染みのない料理ですが、開店から20年、中国人に教えてもらった日本人の心をつかみ、ファンも増やしています。見た目はグロテスクですが、味の方は…。知る人ぞ知る「ジャンダグ」の魅力に迫ります。

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人気の「ジャンダグ」、食べるコツは?

 背骨をしょうゆで煮込んだ「ジャンダグ」は、伝統的な中国の東北地方の料理です。長時間の煮込んで味が染みたお肉を手で食べます。

 日本では知られていない料理なだけに、開店当初、頼むのは中国人の客ばかりでした。そのうち、中国人の常連客が連れてきた日本人も食べるようになり、徐々に広がっていきました。

「中国人の友達の紹介がなければ、こういう料理に一生出会わないと思う」
「10回以上に、この背骨のしょうゆ煮込みを食べたことがありますよ。すっかりリピーターになりました」

 お店に通う日本人は、口々に料理の魅力を語ります。

 店では、初心者の日本人客向けに「左手にビニール手袋をつけ背骨をつかみ、右手にお箸で背骨のお肉をほぐす」という食べ方のアドバイスもしています。

 今では多い時には、日本人客が半分を占めているそうです。

「一歩踏み入れれば まさに中国です」

 ジャンダグの見た目は、まさに「骨」です。

 かなりグロテスクな外見ですが、八角や山椒が効いた味付けは日本人の舌にも合います。カニのように、食べるまで時間がかかるところも楽しみの一つになっているようです。

 「手間をかけてほじくり出した分だけおいしくなるんです」(49歳の日本人男性)

 永利は、店内の雰囲気も魅力です。

 「一歩入るとそこはまさに中国」という店内。半地下で窓もなく、直径1メートルを超えるオブジェがあるなど、本場感あふれるお店の作りがリピーターを増やしています。

 以前は、床がヌルヌルしたり薄暗かったりといったお店の「微妙な清潔感」も魅力でしたが、改装後は個室も作られ、快適度がアップしています。

従業員全員日本語が可、味の細かい対応も可能

 本場感をさらに高めるのが、お店の目立つところに置いてある謎の酒瓶です。中にはヘビ、タツノオトシゴ、オオヤモリ、クコの実、朝鮮人参、霊芝などの漢方が入っています。

 味はちょっと強烈ですが、滋養強壮の効果があるとされ、男性客に人気です。

 本場感を売りしている永利ですが、店員は全員、日本語が話せます。ニンニクの量や、辛さの程度など味の調整も受け付けてくれます。

 そんなローカライズされた「おもてなし」も人気の理由の一つになっています。

最終更新:10/2(日) 7:00

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