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自転車ってジャマ? メッセンジャー直伝「肩身の狭くない走り方」 ベルは鳴らさない・端っこは危ない…

withnews 10/1(土) 7:00配信

 私事ですが今年、スポーツ自転車を買いました。座りっぱなしの仕事なので、運動不足が気になっていました。でも走っていて思うんですが、街なかでの自転車って正直肩身が狭いですよね……。車道を走れば車の邪魔になるし、歩道を走れば歩行者の邪魔になる。一体どうすればいいのでしょう。自転車で走るプロのメッセンジャーに聞いてみました。(朝日新聞東京編集センター・加地ゆうき)

【イラスト図解】端っこ走らない・まず後方確認 プロが教えるスマートな自転車の走り方

端っこを走るのは危ない

 メッセンジャーでも肩身が狭いと思うことはあるのでしょうか。 「仕事を始めた当初は車道を走り慣れていなかったし、邪魔かなという気持ちがありました。でも今は割り切って、邪魔にならず、自分の身も守れる位置取りに気をつけています」

 そう答えてくれたのは、メッセンジャー歴8年の池本祐介さん(32)。東京都港区の「ティーサーブ」で新人教育もしているベテランです。 メッセンジャーは、急いで届けたい書類などを自転車で運ぶ仕事。渋滞の脇を颯(さっ)爽(そう)と駆け抜けていく姿をよく目にします。 自転車が邪魔にならず、身も守れる位置ってどの辺りかと聞くと、池本さんは、車道で車に近づきすぎず離れすぎない位置をすすめてくれました。仕事中、基本的に歩道は走らないそうです。 「僕は路側帯より内側を走ることが多いです。白線に乗らないぎりぎりの所です。路側帯を越えてしまうと、ガードレールや側溝、段差などにタイヤをとられて、こけてしまうかもしれないからです」

 えっ、そうなんですか!? これまで車の邪魔になると思って、なるべく端っこを走っていたんですけど……。確かに、落ちているペットボトルを踏んだり、鳥の死骸に驚いてよろけたりしていました。 そういえば車に幅寄せされたときも、かなり端の方にいたような。スペースを空けすぎたのがよくなかったのかもしれません。

ドライバーとアイコンタクトしちゃえ

 池本さんは、何ならドライバーとアイコンタクトしてもいいといいます。「交差点を直進していると、こちらを見ていない車が対向車線から右折してくることも。『僕に気づいていますよね』というつもりで、ドライバーを見てから進みます」。自分をアピールすることも必要なんですね。

 どのくらいのスピードで走ればいいかも気になるところ。つい車の流れに乗らなければと焦ってしまうんですが……。池本さんは一日中走ることもあり、全力で飛ばすことはあまりないそう。 「時速20~30キロといったところではないでしょうか」。だらだらと走るのも危ないので、無理しない範囲でスピードを保った方がいいそうです。

 一番大切なことは、「後方確認です」。路上駐車の横を通るときや、トラックに追い抜かれるとき、必ず周りを見ておいた方がいいそうです。池本さんは「上から見た自分をイメージできれば理想的です」と話します。

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最終更新:10/1(土) 11:00

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