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イングランド代表アラーダイス監督、不適切発言で契約解消 熱望した職を史上最短67日で失う

ISM 9/28(水) 12:08配信

 FA(イングランドサッカー協会)は現地時間27日(以下現地時間)、イングランド代表のサム・アラーダイス監督(61)との契約を解消したことを発表した。同監督は前日、英高級紙『デイリー・テレグラフ』のおとり取材で不適切な発言があったと報じられていた。

 『デイリー・テレグラフ』のおとり取材で、アラーダイス監督はFIFA(国際サッカー連盟)などが禁止している第三者による選手の保有を実現させる方法があると示唆。架空の会社と40万ポンド(約5000万円)の契約を結ぼうとしたことも問題視された。

 さらに、同紙の取材で、アラーダイス監督は前任者のロイ・ホジソン氏を批判。EURO2020の発表イベントを欠席したウィリアム王子、ウェンブリー・スタジアム改修に多額の資金を投じたFAにも批判的な発言をしたことが報じられている。

 これを受け、FAは27日にアラーダイス監督に事情聴取。同監督は「心からの謝罪」をしたが、FAは事実上の解任に踏み切った。在任67日は史上最短となる。25年のキャリアの末に、熱望していたイングランド代表監督の座を手にしたアラーダイス監督だが、わずか1試合の指揮で退任することになった。今月行なわれたW杯欧州予選のスロバキア戦で、アラーダイス監督は勝利を収めていた。

 FAのチーフエグゼクティブであるマーティン・グレン氏は、「我々は彼の振る舞いが不適切であり、イングランド代表監督に期待するものではないと結論づけ、サムも同意した」とコメント。「我々は彼が素晴らしい監督だと思ったから、つらい決定だ。だが、FAの品位を守るための正しい決定だ」と明かしている。アラーダイス監督は「7月に任命されたときは非常に光栄だった。この結果に深く落胆している」とコメントした。

 イングランド代表は10月と11月に行なわれるマルタ、スロベニア、スコットランド、スペインとの4試合で、U-21代表を率いるギャレス・サウスゲイト監督が代役を務める。その後は2017年3月のリトアニア戦まで試合がないため、イングランドは時間をかけて新監督を探すことが可能となる。(STATS-AP)

最終更新:9/28(水) 12:08

ISM

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