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梅田のライブハウス、ホステルと一体化

Lmaga.jp 9/28(水) 12:13配信

2005年にオープンして以来、「百花繚乱」というコンセプトのもと、ジャンルもさまざまなアーティストが毎夜出演し、全国にもファンが多いライブハウス「梅田シャングリラ」(大阪市北区)。そんな関西を代表するライブハウスが、ホステルとの一体化を目指したリノベーションを企画。ホテル業界に進出する。

「梅田シャングリラ」店長のキイ リョウタさん

ライブハウスの2階スペースをリノベーションし、1室4人まで宿泊可能な客室が3部屋(うち、1室は女性専用ルーム)、シャワールーム、打ち合わせや飲食ができるダイニングスペースを設置。1室17,280円~と、3~4人組のバンドならば大阪市内のホテルを取るよりも断然格安で、そしてなんていってもライブブッキングと宿泊施設の確保の一本化という便利さだ。今回のホステルとの一体化を企画した店長のキイ リョウタさんは、「ゆっくり寝てもらえるし、リハのあとに休憩や仮眠もできるし、打ち合わせの時間も増える。そしたら気持ちに余裕が生まれて音楽に集中できるでしょ。それで来場した観客の人々がライブのすばらしさに触れてもらえれば、最高やなって思うんです」と話す。

「梅田シャングリラ」にはほぼ毎日、関西だけではなく全国からバンドが遠征でやってくるが、ライブが終わればそのままレンタカーに乗って地元へ帰るバンドが多い。その理由のひとつには「大阪の宿泊施設の不足、そして高騰化」の問題がある。近年の訪日観光客の増加に加え、1人当たりの滞在日数も増えることで、宿泊可能な部屋が不足。それ故に現在の大阪では多くのホテルが1泊1人8,000円以上するという。

「ライブに出てくれる人たちの現状を見てて、ずっと心苦しいなって。もっと音楽だけに集中できる環境を作ってあげたいと思ったんです」と、ホステルとの一体化を企画。「バンドってほんまお金ないんですよね。僕も昔バンドマンやったんで、すごいわかる。CDがなかなか厳しいので物販とかライブを頑張るしかないけど、スタジオ代、交通費、経費、会場費を払ったらほとんど売上なんて残らないでしょ。それで宿泊費が高いってなると・・・そりゃ帰ろうかってなりますよね。ライブするためにさまざまな企画を考えて、リハーサルを何度もして、お客さんに最高の音楽を届けるのがメインなのに、遠征バンドはやらなければいけないことが音楽以外に多すぎる」。そんな店長の想いに「僕らの思いを綴ってくれてありがとうございます」とバンドマンからの感謝の気持ちが絶えない。

今回のリノベーションによる工事費は1,000万円だが、より良いサービスやアーティストを巻き込んだ運営のために、内150万円を『wefan』クラウドファンディングで募集するという。「私たち音楽に関わる裏方もまだまだより良い環境作りのお手伝いができるということを、今回のクラウドファンディングによって日本全国に広まればと思ってます」と、キイさんはコメントしている。募集期間は10月15日まで。詳細は公式サイトにて。

最終更新:9/28(水) 12:13

Lmaga.jp

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