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はこだて未来大、「触覚」で操作を暗示するスイッチ開発

日刊工業新聞電子版 9/28(水) 14:27配信

運転中の車載機器など、手探りでオン・オフ容易に

 公立はこだて未来大学システム情報科学部の安井重哉准教授は、触覚を利用して操作方法を暗示するタッチスイッチ「稜線(りょうせん)ユーザーインターフェース」を開発した。タッチパネルの上に段差を設け、接触判定の領域を区切る。段差を矢印状に並べれば矢印方向へのタッチ操作、円周上に並べれば回転操作を示唆できる。スイッチの誤動作防止用のデザインとして提案する。

 開発したインターフェースは、段差の形で操作の仕方を暗示する仕組み。操作方法は直線操作や円周、S字などを用意した。

 運転中の車載機器の操作など、スイッチを直接見られない手探り状態での音響機器の音量の上げ下げのほか、曲目の選定などを想定する。段差を越えて検出領域を連続的に触れないと機器が反応しないように設計しており、誤接触による誤動作を防ぐ。

 タッチスイッチの動作方式は問わず、感圧センサーや静電容量センサーを利用可能。可動機構がないため、故障しにくく、スイッチ表面を完全に覆うため防塵防水処理が施しやすい。消毒滅菌などの衛生管理が求められる医療機器のスイッチにも向く。

最終更新:9/28(水) 14:27

日刊工業新聞電子版