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ピレリ「タイヤテスト用のマシンはダウンフォース不足」

オートスポーツweb 9/28(水) 12:26配信

 2017年仕様タイヤのテストカーのダウンフォースの大きさについて、ピレリが懸念を示している。実際に必要とされるダウンフォース量よりも、ざっと20%ほど不足しているというのだ。

 来年用のワイドなピレリ・タイヤの開発には、メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3チームが協力している。彼らは、来季のレギュレーションにより増えると予想されるダウンフォースの大きさをシミュレートできるように、2015年のマシンを一部改造したものを走らせている。

 だが、その走行テストで収集したデータをピレリが解析したところ、実際に発生しているダウンフォースの量が、同社のシミュレーションによる予想値と一致しないことが明らかになったという。

 テストカーのダウンフォースはどれくらい足りないのかとの質問に、ピレリのレーシングマネージャー、マリオ・イゾラは次のように答えた。

「それを数字で言うのは難しい。クルマの開発が進むことを考えれば、2017年の初めと終わりでは、当然ダウンフォースレベルは変わってくるだろう。大まかに言うと、現状では20%ほど足りない。だが、来季を通じて、マシンの開発はかなり大きく進むと予想されるので、実際には目標との差はもっと大きいと考えるべきかもしれない」

「問題は、テストカーのダウンフォースが適切なレベルに達していないと、開発中のタイヤのコンパウンドに、来年タイヤにかかると予想されるレベルの負荷をかけられないことだ。そうなると、デグラデーションの評価も正確にはできない。通常はパフォーマンスとダウンフォースが高まるほど、デグラデーションも大きくなるからだ」


「テストカーが、もっと大きなダウンフォースを発生するようにしてほしいと、チームに働きかけている理由もそこにある」
 ピレリとしては、開発テストの参加チームが解決方法を見つけてくれると信じているが、残された時間はあまり多くはない、とイゾラは言う。

「もうあまり時間がない。彼ら(チーム)が、より大きなダウンフォースを発生するクルマを用意しつつあるのは承知している。迅速な対応が必要であることは、十分に理解されていると思うし、彼らが全力を尽くしているのは間違いない」

「2017年のマシン開発とはまた別に、こうしたテストカーを走らせるのは容易なことではないだろう。たいへんな労力が必要とされるはずだが、彼らなら、それを引き受けてくれるものと信頼している」

「テストカーが、来年の条件を正確に再現できるクルマになるように、積極的にチームに協力していくつもりだ。それが実現されて初めて、今年のテストで収集したデータを生かしながら、期待に沿うタイヤを作れるのだから」

 先週、メルセデスは2日間のテストを担当し、パスカル・ウェーレインがウエットタイヤを履いたクルマを走らせた。彼らはこのあと合計3日間のテストを行うことになっている。また、現時点での計画では、今後レッドブルが6日間、フェラーリが4日間のテストを実施する予定だ。

[オートスポーツweb ]

最終更新:9/28(水) 12:28

オートスポーツweb

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