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ハースF1、グロージャンの出場を阻んだ問題を解明。次戦では新パーツのテストも計画

オートスポーツweb 9/28(水) 14:05配信

 ハースF1チームは、シンガポールGPでロマン・グロージャンに起きたブレーキ・バイ・ワイヤの問題を解決するため、マレーシアGPへ向けて部品の再設計を行うとしている。 

「グロージャンは悪夢の週末が終わって喜んでいるはず」:ハースF1 シンガポール日曜

 グロージャンはシンガポールGPでグリッドへ向かう途中、ブレーキ・バイ・ワイヤにトラブルが発生。レーススタートまでには解決するだけの時間がなく、スタートを断念した。チーム代表のギュンター・シュタイナーは、後の調査で非常に単純な問題があったことを突き止めたと言う。

「コネクターが外れていた。これをつなぎ直すためにはギヤボックスを降ろさなければならないが、それだけの時間がないことは明白だった。シンガポールでのレース後、日曜日の夜にギヤボックスを降ろし、つなぎ直した。問題の再発を確実に防ぐため、ヨーロッパで部品を製造してもらい、マレーシアに航空便で届く手はずになっている。マレーシアのコースにマシンを送り出すまでに、これを搭載する予定だ」

 シュタイナーは、シンガポールGPでグロージャンに起きたような事態は二度と発生しないと考えており、次戦での復活を期待している。マシンのコントロールに悩まされたグロージャンは、金曜日、土曜日と立て続けにクラッシュを喫し、さらにはブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルでレースを走ることすらできなかった。


 今季ハースが獲得したポイントのすべてはグロージャンによるものだ。しかしシンガポール以前の4レースではチームメイトのエステバン・グティエレスを下回る結果となっており、無線でたびたびハンドリングについての不満を漏らしている。グロージャンは「腫れ物」扱いになっていないかと聞かれたシュタイナーは、以下のように話した。

「そうではあるが、対応は良い。感情的になることもあるが、すぐに自分を取り戻す。次のマレーシアでは、元通りに立ち直ってくるだろう。苛立っていたようなので、『マレーシアでは改善し、前向きに行こう』と話をした」

 ハースはシンガポールに新たなフロントウイングを持ち込んだものの、実走には使用しなかった。マレーシアではこれを投入する予定があると言う。

「新しいフロントウイングで、どうセッティングを進めるべきかドライバーが悩んでいたので、投入は見送った。マレーシアで再度テストを行う必要がある。シンガポールはウォールが近いので、新しいものを試すのは難しい。壁に挟まれて走ると通常とは違うデータが出ることがあり、分析でも異なる結果になるんだ」

[オートスポーツweb ]

最終更新:9/28(水) 14:06

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