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付和雷同型の相場、目先の需給だけの動き

ZUU online 9/29(木) 8:10配信

9月も終わりというのに蒸し暑い日が続いています。株式市場も何ともまどろっこしい冴えない展開ですが、売り急ぐ材料が特にあるということでもなく、あとは「やる気」が出てくれば堅調な展開になるのだと思います。日銀頼みということではなく、しっかりと買える銘柄を買うということで良いのだと思います。

「官製相場」と言って現状の株式市場を批判する向きもありますが、批判している本人が株式市場について囃し立てているだけというものが多いと思います。実際に株式市場に参加してからあーだコーダと言って欲しいものです。「鉄火場」と化しているような酷い市場ではあるのですが、しっかりと利益を出している人は出しているのですから、「相場は相場に聞」きながら参加し続ければいいと思います。

米国株が堅調、為替も円安気味で落ち着いていることから本日の日本市場は買い先行となりそうです。昨日の大幅安の反動もあり堅調となりそうです。ただ、配当や権利を取ったあとの手仕舞い売りが嵩む可能性もあり、3月、9月決算銘柄の中には冴えない動きになるものもありそうです。すでに大きく売られているようなものは買い直しや買い戻しも見られそうです。

行き続き16,500円を中心とした動きになりそうです。16,500円~600円水準を上回り17,000円を試すような材料があるということでもないので、上値も重くなりそうですが、逆に売り急ぐような材料もなく、方向感に乏しい相場が続きそうです。

■本日の投資戦略

昨日の日本市場は権利落ち日ということもあって大きく売られましたが、特に売り材料もない中で目先の需給だけの動きとなっています。諸々の思惑などがあるとか、業績云々ということよりも上がるから買う、下がるから売るということが多い感じです。特に材料のあるなしにかかわらず突然動き出し、値動きが良いからと飛び乗る向きが増えるということなのでしょう。

相変わらずではあるのですが、付和雷同型の相場ということなのでしょう。動かないときは動かないし、動き出すと大きくなるということです。加えて、「アルゴリズム取引」「HFT(超高速売買)」というような機械的な売り買いも多く、株式市場も「鉄火場」という感じです。それでも好業績銘柄をしっかりと「売りが止まった」というところで買っておけば、良いのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:9/29(木) 8:10

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