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中日「森繁和新監督」決定!きょう会見

東スポWeb 9/29(木) 9:54配信

 中日の新監督に今季途中から監督代行を務めた森繁和ヘッドコーチ(61)の昇格が決定した。29日に名古屋市内で就任会見を行う。最有力候補とみられていた小笠原道大二軍監督(42)は指導者経験の少なさと年齢がネックとなり、見送られた。水面下では落合博満GM(62)の監督復帰を目指す動きもあったが、こちらは健康面での不安などが拭い去れなかった模様。総合的判断で落合GMが最も信頼を寄せる森コーチに白羽の矢が立った。

 シーズン途中の8月に谷繁元信監督(45)が事実上の解任となり、注目を集めた中日の次期監督問題。同時に落合GMの責任問題も取りざたされたが、新監督擁立の動きは、そのGM主導で行われていたようだ。

 数多くの落合バッシング。その声は総帥の白井文吾オーナー(88)の耳にも届いていた。「反落合的っていうけど、今はほとんどが反落合じゃないか。見事なもんだ。反落合派の勝利だ」と話したこともある。しかし、白井オーナーの落合GMへの信頼はみじんも揺らぐことはなかった。「これだけデマが真実のように横行しているっていうのはね、反落合のキャンペーンの成果だと思うよ」とバッシングを笑い飛ばした。

 次期監督として当初、候補に挙がったのは小笠原二軍監督だった。昨オフに将来の幹部候補生として落合GM自らが二軍監督に据えたが、ネックとなったのは指導歴の少なさと若すぎる年齢。「指導者としてわずか1年で実績がない。もしも監督をやるとしたら周囲を経験者の多いコーチで固めなければいけなくなる。それだと谷繁監督のときの二の舞いとなる」(球団関係者)

 40代の谷繁監督に対して周囲のコーチは森ヘッドコーチを筆頭に60代、50代の年上コーチが多くを占めた。この世代間ギャップがコーチ陣とのギクシャクを生み、谷繁体制は空中分解した。それと同じ轍を踏む可能性があることが危惧されたのだ。

 ウルトラCとして落合GMの監督復帰の動きもあった。「4年連続Bクラスと球団は危機的状況になっている。このピンチを救えるのは落合しかいない」(本社筋関係者)との声があがり、直前には、球団内外でまことしやかにささやかれた。実際、白井オーナーの希望も「落合監督復帰」だった、ともいわれているが、それも最終的には「(一軍の将として)表舞台に出続けるのは苦しい」(球団幹部)と落合GM自身の健康問題がクリアできずに見送られた模様だ。

 そうした状況で白羽の矢が立ったのが森ヘッドコーチだ。落合GMが2004年、監督に就任してから8年間、ただ1人一軍コーチとして政権を支えたもっとも信頼する部下。かつて落合GMは「いつか森を監督にしたい」とも漏らしていた。考えも気持ちも落合GMに最も近い人物。これが白井オーナーをうなずかせる一番の決定打となった。

 森監督でスタートする新体制。来年1月で契約が切れる落合GMは森政権を支えるために、GM職も延長濃厚だ。

最終更新:9/29(木) 10:37

東スポWeb