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米大統領選を解説 福島政経懇話会会田教授が講演

福島民報 9/29(木) 9:45配信

 福島政経懇話会(会長・内堀雅雄知事)の第261回例会は28日、福島県福島市の民報ビルで開かれ、共同通信社客員論説委員で青山学院大教授の会田弘継氏が「米大統領選と世界・日本-『トランプ現象』の意味」と題して講演した。 
 会田氏は共同通信社のワシントン支局長や論説委員長を歴任。現在はアメリカ研究振興会理事を務め、米政治に精通している。米大統領選の情勢について、「民主党のクリントン氏がリードしていたが、共和党のトランプ氏が差を縮めている」とし、接戦が続くとの見通しを示した。 
 政治経験のないトランプ氏が人気を維持している背景には、ヒスパニック系をはじめとした移民の増加に伴い、仕事を奪われ所得が減っている白人中産階級の不満があると指摘。自殺や薬物中毒により中高年の白人層の死亡率が高いなどのデータを示し、米国社会が抱える闇の深さを解説した。 
 安全保障の面で米大統領選が日本に与える影響についても触れた。「いずれの候補が勝っても、アメリカの意識は太平洋からインド洋方面に向かっている。安全保障で日本に求められる役割は大きくなる」と語った。

福島民報社

最終更新:9/29(木) 11:54

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