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イグ・ノーベル賞受賞・東山教授が自虐川柳

東スポWeb 9/29(木) 14:46配信

 ノーベル賞のパロディーとして、ユニークな研究に取り組んだ人物に贈られる「イグ・ノーベル賞」の知覚賞を受賞した、立命館大学文学部心理学域の東山篤規教授(65)が29日、京都市の立命館大学で受賞報告会を行った。

 東山教授は、頭部が胸より下になる「股のぞき」をすることで、風景の奥行きが不明瞭で平板化したものになり、距離感がつかみにくくなることを実験で証明。2006年にこの成果を論文で発表し、今回の受賞につながった。

 イグ・ノーベル賞について東山教授は「アメリカ人らしくて良い賞。楽しませてくれるし、『ノーベル賞』と違って、重みがないのもいい」と笑ってみせたが、受賞の喜びについては「それまでも学会で発表はしていたんですが、日本では無反応だったので、驚きではありますが、うれしいとは全く」と苦笑い。

 だが、「ヨーロッパの反響はすごかった」と明かすと、さらに「嫁さんには、めっちゃウケたんですよ。『これはおもしろいわ。アンタ、やっぱプロやわ』と言うてくれました」とはにかんだ。

 今回の研究が新たなビジネスにつながる可能性もあるが「大学に就職して面白いことを考えて。お金の心配もなかったし恵まれてますね。ビジネスとかお金儲けとか思ったこともない。物欲はちょっとあるけど」と笑い飛ばした。

 今後の研究については「重力が関係してるんじゃないかと思ってるので、僕の説が正しいか、重力のない世界で実験してもらいたい。皆さんが宇宙旅行に行けるようになったら、やってみてください。私はあんな過酷な訓練に耐えられないので行きません」と苦笑。自らの手で宇宙実験を行うことはやんわり拒否した。

 東山教授は、授賞式に参加する際のホテルで思いついたという川柳も披露。

「イグ・ノーベル ノーベルまでの 命かな」

“本家”「ノーベル賞」が10月3日から発表されるのを受け、「僕の話題もそんなもんやろなと思ってよませてもらいました」と自虐的に話し、報道陣の笑いを誘った。

最終更新:9/29(木) 14:58

東スポWeb

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