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【西武次期監督】宮本氏か辻氏か…注目される後藤オーナーの「鶴の一声」

東スポWeb 9/29(木) 16:31配信

 田辺徳雄監督(50)の辞任が発表された西武の次期監督選考が最終局面を迎えている。

 今季最終戦となった28日の日本ハム戦後、報道陣に対応した後藤高志オーナー(67)は「(監督選考は)明日から本格化すると思う。球際に強いチーム作りをしていただけること。時期の目安はないけれど、(フロントには)スピード感を持って取り組んでもらえると思う」とコメントした。

 一方でこの日、東京ドームの巨人戦で最終戦を迎えた次期監督候補の一人、中日・辻発彦作戦兼守備コーチ(57)は「みんな『おめでとう』と言うけど、正式なオファーはない。正直迷惑してるんだ。こっちもユニホームを着て試合をやってるし向こうもまだシーズン中なんだから、向こうから電話があれば考えます」と先走る報道にクギ。29日以降に正式なオファーを待つ心境を改めて語った。

 一見すると辻コーチで決定の情勢だが、なぜか打診を受けているのは辻氏だけではないというから話はややこしい。西武グループ関係者が「もう一人の候補がオーナーの推す宮本氏なので、まだ一本化には至っていない」と明かすように、残っている最終候補は元ヤクルトの宮本慎也氏(45=評論家)と辻コーチの一騎打ちの状況という。

 その構図はこうだ。西武の3年連続Bクラスが確定した21日、次期監督人事について後藤オーナーと居郷肇球団社長(60)、鈴木葉留彦球団本部長(65)がトップ会談を行ったという。その場で絞られた最終候補がOBで前ソフトバンク監督の秋山幸二氏(54=評論家)、宮本氏、辻コーチの3人。それを受けフロントは3人に対し、それぞれに正式オファーを出した場合の条件や意思確認を行ったという。早い段階で断りがあったのが秋山氏。それにより現在の状況が生まれたようだ。

 この日までに居郷社長、鈴木本部長、渡辺久信SD(51)のフロント3人は辻コーチで一本化したが…。後藤オーナーは「新鮮味」「コンプライアンス上のクリーンさ」で宮本氏を推しており、最終判断にはまだ至っていない。「鶴の一声」で全てが覆る可能性もある。

 鈴木本部長は「コンタクトしたのは数名いたけど、ここからは内容の濃い話をしていく」と、人選が最終段階に入っていることを明言している。

最終更新:9/29(木) 18:34

東スポWeb