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【凱旋門賞・銀メダル馬】2012年オルフェーヴル フランス人の心をわしづかみにした“最も強い敗者”

東スポWeb 9/29(木) 21:57配信

【凱旋門賞(日曜=10月2日、仏シャンティイ競馬場芝2400メートル):銀メダル4度 世界の頂点に迫った日本馬(連載3)】日本馬の凱旋門賞2着は過去に4回あるが、最も勝利に近づいたレースは2012年。直線で抜け出したオルフェーヴルが、ゴール手前で急に内側へと斜行。鞍上スミヨンが矯正しているうちに、ソレミアの出し抜けを食らってしまった、あのレースだ。

「あれは自分のミス」とは池江調教師。外側からの印象は手綱を取ったスミヨンの早仕掛け。なのに、自分のミスという理由は何なのか?

「この馬は内に切れ込んでいく癖がある。スミヨンには伝えていたが、彼は“大丈夫だ”と。しかし、前哨戦のフォワ賞と本番では状態が違った。このレースを勝って引退――。そう思っていたので、次のことはまるで考えず、究極に仕上げていたからね。だから、スミヨンの仕掛けのポイントは間違っていない。彼はフォワ賞のイメージで仕掛けただけ。スミヨンの想像を超える脚を使える状態だったことを、僕がしっかりと伝えるべきだったんだ」

 凱旋門賞の長い歴史の中で“最も強い敗者”とたたえられたレース。皮肉にもこの一戦は、フランス人の心をわしづかみにした。

最終更新:9/29(木) 21:57

東スポWeb

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