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【凱旋門賞=マカヒキ連載3】ルメール納得「馬の状態、呼吸の仕方が前走時と違っているのがわかる」

東スポWeb 9/29(木) 21:57配信

【凱旋門賞(日曜=10月2日、仏シャンティイ競馬場芝2400メートル):歴史の扉を開く進撃のマカヒキ(連載3)】水曜追いが常のマカヒキに“なぜ”の2文字が付く今回の火曜(27日)追い。しかし、その理由を求められた友道康夫調教師の答えは「フランスでは月曜、もしくは火曜に追うのが普通なんだって。それなら、そうしようかと思っただけ」。少し拍子抜けしてしまったが、ひょうひょうとしたリアクションもまた“普段通り”ということなのだろうか。

「凱旋門賞の最終追い切りをする場所も“エーグルの芝周回コースに決めてある”とルメールが…。それなら、彼の意見を採用しようかと」

 追い切りの内容は別掲の通り。外国人プレスには疑問符が付くものだったようだが、マカヒキが自国調教で派手なアクションを見せるのは1週前のウッドコース。レース週の坂路で猛時計を出すことなど、まずありえない。それを知っている日本人記者なら、普段のマカヒキ――と納得できる内容だった。

「マカヒキは内に秘めているものを外に出さない馬。ミニマムな反応しかしてくれないが、それでも、彼に乗っている私には馬の状態、呼吸の仕方が、前走時と違っているのがわかる」

 前回「フランスに遠征させたい一番の理由はマカヒキの性格」と担当する大江祐輔調教助手の見解を紹介したが、この日のルメールも似たような発言を繰り返した。

「マカヒキは性格がすごくいいし、とにかく乗りやすい。どのポジションからでも競馬ができるのも強み。私はシャンティイをよく知っているし、彼もすでにシャンティイを走っている。(回避馬が数頭出そうな状況で)人気の一頭になりそうだけど、プレッシャーをそれほど感じないのです。彼は他のライバルと走ったことはないが、それでもチャンスがたくさんあると思っています」

 もちろん、勝ち負けできる能力があることが大前提。しかし、どれほどの能力を持った馬であっても、それを発揮できなければ、まるで意味がない。マカヒキは自分の能力を“発揮する力”を持った馬。それが、今回の遠征の期待値を上げているわけだ。

 順調に進むマカヒキの調整は、応援する日本のファンにとってうれしい限り。だが、今回の凱旋門賞は、日本で初めて馬券を発売する海外レース。果たしてマカヒキは周囲にどのような評価を受けているのか? そして、それ以外の馬は? 明日の連載ではこのあたりを考えてみたい。

最終更新:9/29(木) 21:57

東スポWeb

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