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街を活気づかせる、壁一面に描かれたユーモアあふれる騙し絵

ギズモード・ジャパン 9/29(木) 12:10配信

遊び心って大切。

時が経つとともにかつて立派だった建物は古びてみすぼらしくなり、陰鬱な雰囲気を帯びてくるもの。街にそういった建築物があると、何だかどんよりしてしまいます。フランスの画家であるPatrick Commecyさんは、そういった建物の壁にとあるトリックを仕掛けることで、街の活気を取り戻しています。

アーティスト集団A-Frescoとともに彼が家々の壁に描くのは、トロンプ・ルイユ(フランス語で「眼をだます」の意)とも呼ばれる騙し絵。老朽化してしまった家の壁一面にカラフルで賑やかな騙し絵が描かれることで、街並みがパァっと華やぎます。

Commecy氏のプロジェクトについて、環境と都市についてのメディアWebUrbanistのS.A. Rogersさんはこのように評しています。

“もっとも印象的な例はモンペリエのビルディングで、近くの公園から見える建物の裏側になります。古びて見放されており、この建造物は少し目障りになっていました。しかしCommecy氏のチームがタイル張りの屋根に小さなバルコニー付きの窓、そして小さな塔までついた騙し絵のファサードへと壁一面を変身させたのです。窓の外に描かれた人物は歴史上の有名なモンペリエの住人たちです。“

ここで描かれているのは臭素を発見した19世紀の科学者アントワーヌ・ジェローム・バラールなどの姿。この作品は歴史上の人物を描いていますが、どの作品もストーリー性があり、それを発見するのもまた一興。

古びた家々の壁面に騙し絵を描くことで街にユーモアがあふれ、よみがえる。アートの力ってやっぱり偉大です。

写真をもっと見たい方はこちら:http://www.gizmodo.jp/2016/07/post_664853.html

images: Patrick Commecy/A-Fresco

source: Design You Trust

Jennifer Ouellette - Gizmodo US[原文]

(たもり)

最終更新:9/29(木) 12:10

ギズモード・ジャパン