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”GTI”があればスポーツカーはいらない!? ゴルフハイスペックモデル2種をサーキットで乗り比べ!

オートックワン 9/29(木) 13:30配信

生誕40周年を迎えたゴルフGTIにハイスペックな「クラブスポーツ」2モデルが登場

だからゴルフに乗るのっていつも気が進まないんだよな……

という気持ちにさせられたのは、「フォルクスワーゲン ゴルフ」が悪いからじゃない。

[画像100枚超]フォルクスワーゲン ゴルフ GTI クラブスポーツ フォトギャラリー

ゴルフに悪いところなどないのだ、なにひとつ。むしろ逆だ。

あまりにもよくできてるおかげで、それまで積み重ねてきた自分の中の価値観のようなものが、どうでもいいように思えて来ちゃうのである。

「クルマって、これでいいんじゃない?というか、これだろ。イタ車の熱さだとかフラ車の癒やしだとか、そんなこといってる場合じゃなくて、これだろ。」

例えば、そんな感じだ。

コイツがあれば、スポーツカーなんていらない!?

結局のところクルマは嗜好性に左右される部分も大きいので、衝撃が落ち着くにつれて自然と元に戻っていくのだけど、ゴルフの完成度の高さと死角のなさは、それくらい大きなインパクトを持っている。

よく“ゴルフは世界のベンチマーク”という声を聞くが、確かにそうかも知れないけれど、同時に強力な価値観デストロイヤーでもあるのだ。

今回もそうだった。しかもスポーツカーを仕事にすることの多い僕に、こんなふうに感じさせてくれちゃったのだ。

スポーツカーなんて、いらないんじゃない?

“走る・曲がる・止まる”をさらに磨いた「ゴルフ GTIクラブスポーツ」

そんなふうに困ったことを感じさせれくれちゃったのは、ゴルフの高性能版、あるいはスポーツ系ゴルフとして知られる、GTIだ。

1974年に最初のモデルが誕生して以来、スポーツカーのドライバーを苦笑いさせて続けてきたゴルフGTIが生誕40周年を迎え、それを記念して台数限定のスペシャルモデルが作られた。

そのスペシャルモデルには仕様違いで2種類が用意されていて、それらと1台のスタンダードなGTIをサーキットで乗り較べたのだった。

スペシャルモデルというのは、ゴルフGTIの元より不満なんて感じられなかった“走る・曲がる・止まる”をさらに磨いた“GTIクラブスポーツ”だ。

ブースト機能を使えば、最大290psのハイパワーも発揮

“走る”のパートはエンジン。ゴルフRの2リッターTSIをベースに2WDに合わせて最適化したものとなり、スタンダード版GTIよりも45ps大きい265ps/35.7kgmを発揮する。

しかもギアが3速以上でスポーツモードもしくはDSGで“S”を選んでいる場合に限り、スロットルを全開にすると約10秒間、290psと38.7kgmを発揮するブースト機能を使うことができる。

そして“曲がる”は前輪。コーナリング中に前輪左右の駆動力の配分を0~100%の間でコントロールし、アンダーステアを防いだりコーナリングの限界速度を高めたりする、電子制御による油圧式ディファレンシャルロック、つまりLSDが備わっている。

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最終更新:9/29(木) 13:30

オートックワン