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国語低下も福井県「トップ級維持」 全国学テ・小6算数初の1位

福井新聞ONLINE 9/29(木) 17:48配信

 文部科学省は29日、小学6年生と中学3年生全員を対象に今年4月行った2016年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について公立小・中学校の結果を公表した。都道府県別に各教科の平均正答率をみると、福井県は中3の数学A、Bと、小6の算数Aが1位、小6の国語Bと算数Bが3位、中3の国語A、Bが4位だった。福井県教委は、小6国語Aの6位を含め「9年連続で全国トップクラスの学力を維持した」と評価した

 テストは国語と算数・数学の2教科。ともに基礎知識を問うA問題と知識の活用力をみるB問題の計8科目が行われた。全国の国公私立計2万9428校の約207万3千人が参加。熊本県の全小中学校と宮崎県、大分県の一部小中学校は4月19日の実施を見送った。福井県内は272校(公立267小学・中学、国立1小学・1中学、私立3中学)の計1万4429人が挑んだ。

 福井県の中3の平均正答率は、数学Aが69・3%(全国62・2%)で9年連続、数学Bは50・8%(同44・1%)で4年連続のトップ。国語A、Bはそれぞれ77・9%(同75・6%)、70・1%(同66・5%)で、ともに前回から二つ順位を下げて過去最低の4位だった。

 小6は、算数Aが石川県と並ぶ82・4%(同77・6%)で、前回から二つ順位を上げて初めての1位となった。算数B51・5%(同47・2%)と国語B62・7%(同57・8%)は、ともに前回と同じ3位。国語A76・8%(同72・9%)の6位は過去2番目に低かった。

 福井県教委は今回の結果を受け「少人数教育をはじめ、現場教員の努力や子どもの意欲、県教委独自の学力調査(SASA)を通した授業・指導法の改善が成果につながっている」とした。

 文科省は14年度から、教育委員会の判断で市町村別などの成績を公表可能とした。県内の一部を除く市町教委は同年度から市町ごとに集計した成績をホームページなどで公表している。福井県教委は市町別成績を公表しない方針。

福井新聞社

最終更新:9/29(木) 17:48

福井新聞ONLINE