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気仙沼線・大船渡線BRTが「グッドデザイン ベスト100」を受賞

乗りものニュース 9/29(木) 15:43配信

公共交通維持のひとつの選択肢を示す

 JR東日本は2016年9月29日(木)、「気仙沼線/大船渡線BRT」が2016年度グッドデザイン賞の「グッドデザイン ベスト100」を受賞したと発表しました。

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 BRT(バス高速輸送システム)は連節バス、公共車両優先システム、バス専用道などを組み合わせた交通システムです。

 JR東日本のBRTは、2011年3月の東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼線の柳津~気仙沼間(のちに前谷地~柳津間が延伸)と、大船渡線の気仙沼~盛間において、専用道と一般道を併用し2012年8月から運行を順次開始しています。

「グッドデザイン賞」の審査委員は「従来より高い運行頻度、復興まちづくりの段階に応じた柔軟な路線・駅設定、鉄道とのシームレスな乗り換えを可能にするホーム設計など利点も多い」と評価。「人口縮小する日本の地方都市で、鉄道か公共交通廃止かの二者択一ではなく、地域の足となる公共交通を維持していくためのひとつ選択肢を示した意義は大きい」としています。

 なお「グッドデザイン賞」としては上越新幹線の“走る美術館”こと「現美新幹線」(ジェイアール東日本建築設計事務所との共同応募)なども受賞しています。

 鉄道分野ではこのほか、JR西日本の「323系と大阪環状線改造プロジェクト」、京王電鉄の「京王線 高尾山口駅」、相模鉄道の「デザインブランドアッププロジェクトによる相模鉄道9000系のリニューアル」「吊革」、三菱重工業の「ニューシャトル2020系」(埼玉新都市交通の新型車両)などが今年度の「グッドデザイン賞」を受賞しました。

「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、「よいデザイン」を評価、推奨する制度です。受賞したデザインには「Gマーク」を付けることが認められます。1957(昭和32)年に当時の通商産業省が始めた「グッドデザイン商品選定制度」以来、59年間でおよそ4万3000件が受賞しています。今年度の大賞、特別賞は10月28日(金)に発表される予定です。

乗りものニュース編集部

最終更新:9/29(木) 15:58

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