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横浜銀と西日本シティ、海外展開支援で連携

カナロコ by 神奈川新聞 9/29(木) 8:10配信

 横浜銀行(横浜市西区)は28日、取引先企業の海外ビジネス支援での連携について、西日本シティ銀行(福岡市)と基本合意した。両行の海外拠点を相互活用し、取引先に融資や現地情報の提供などを実施。日銀のマイナス金利政策で経営環境が厳しさを増す中、海外展開を進め収益確保を目指す。自前で新たな海外拠点を構える際に必要なコストを抑制できる利点があり、両行は他の地銀との連携も視野に入れる。

 横浜銀は上海支店を含め5カ所、西日本シティ銀は3カ所の海外拠点がある。開設予定の拠点も含め相互活用するほか、現地情報を共有。横浜銀の上海支店に西日本シティ銀から出向者1人を受け入れる。

 地銀で唯一となる横浜銀の上海支店については、スタンド・バイ・クレジットという保証制度を活用。西日本シティ銀が中国に進出する取引先の依頼を受け、同支店に紹介して信用状を発行。同支店が人民元建てで西日本シティ銀の取引先の現地法人に融資する。

 横浜銀にとっては西日本シティ銀が信用リスクを担保する形で融資先を開拓できる利点がある。西日本シティ銀は中国国内の基準を満たしておらず人民元建ての融資ができないが、連携によって為替リスクを回避するため人民元での資金供給を求める取引先のニーズに応えることができる。

 また、西日本シティ銀は地銀で唯一、韓国・ソウルに駐在員事務所を構えており、横浜銀の取引先が韓国で事業展開する際、経済慣行などの現地情報を提供し、セミナーや勉強会などを共同開催する。

 横浜銀はすでに他の地銀とも海外ビジネス支援で連携しており、「今後も顧客の事業拡大やグローバル化を支援していく」としている。

最終更新:9/29(木) 8:10

カナロコ by 神奈川新聞