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2017年F1新規則:ウエットでもスタンディングスタートに。序盤戦はタイヤの自由選択は不可

オートスポーツweb 9/29(木) 11:08配信

 FIAが2017年F1レギュレーションにおけるいくつかの変更を承認、ウエットコンディションでのセーフティカー先導後のスタートがスタンディング方式に変更されることになった。

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 世界モータースポーツ評議会会合が28日に開催され、2017年F1レギュレーションにいくつか変更がなされることが承認された。
 この日、来季F1暫定カレンダーや、パワーユニットのエレメント大量交換によるペナルティ回避をブロックする規則が発表されたが、その他にもいくつかの変更が明らかになっている。

 そのひとつが、ウエットコンディション下のスタートに関するもの。現在はウエットのためセーフティカースタートとなった場合、セーフティカーが戻った後、各車はそのまま走り続けてスタートを切るが、これを変更し、セーフティカー先導の下で走行した後、グリッドにつき、通常どおりのスタートを切ることとなった。

 FIAの声明には以下のように記されている。
「ウエット天候でのスタートの手順が承認された。2017年から、ウエット天候のため、レーススタートにセーフティカー出動が必要とみなされる場合、コースが安全にレースができる状態であるとの判断が下された後は、通常のスタンディングスタートが行われる」
「セーフティカーがピットレーンに戻った後、全車がグリッドにつき、スタートが行われる」

 今年イギリスGPにおいて、序盤のセーフティカーラップが5周におよび、一部ドライバーから、もっと早くセーフティカーが戻るべきだったと批判が出ており、7月にF1ストラテジーグループで、ウエット時のスタンディングスタート採用に関し、合意がなされていた。


 さらにタイヤ選択の規則も一部修正された。来年はマシンのペースを大幅にアップさせる方針に伴い、タイヤも大きく変わる。FIAは序盤5戦に限っては、ドライバーごとにある程度自由にコンパウンド配分を選択するのではなく、全員がピレリが指定した同一の配分に従うよう求めた。

「2017年F1シーズンの最初の5戦に限っては、チームの通常のタイヤ選択の手順は用いられない。締切がプレシーズンテストの前になるためだ。これらのイベントについては、サプライヤーが、最もハードなコンパウンドを2セット、ミディアムコンパウンドを4セット、最もソフトなコンパウンドを7セット、各ドライバーに支給する」とFIAの声明には記されている。

 さらに、ヘルメットのカラーリングについての規則も変更。観客が識別しやすいよう、ドライバーはヘルメットのカラーリングを基本的には変えてはならないという規則は維持されるものの、今後はホームグランプリなど1戦に限り特別カラーリングを使用することができる。また、シーズン途中に移籍した場合も、変更が認められる。

[オートスポーツweb ]

最終更新:9/29(木) 11:12

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