ここから本文です

ワークス復帰も苦戦中のルノーF1、原因は組織の「甘さ」。今季の目標はハース逆転

オートスポーツweb 9/29(木) 15:22配信

 ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、F1へのワークスチームとしての復帰は当初の予測よりも困難であり、チームとしての考えの甘さに原因があったことを認めた。 

ルノーのマシンの不調は、ドライバーの選定にも影響

 昨年12月にロータスを買収し、2ヶ月後に新車の発表を行ったルノーだが、2016年シーズンはCEOであるカルロス・ゴーンを含めた上層部の期待を大きく裏切るものとなった。15戦を終えた時点で、チームが今季獲得したポイントはわずか7ポイントにとどまっている。

 アビテブールは厳しい現状を把握してはいるものの、ここまでの困難さは予想していなかったと話す。

「F1のペースの進化度合いも含めて、今シーズンは予測よりもかなり難しい状況だと言える。我々のマシンは今シーズンではなく、2014~2015年冬季の設計をベースとしていて、ルノーエンジンの発表に合わせて土壇場で作り上げたものだった。構想期間としては明らかにベストではなかったが、1年半の経過により他車にこれほどの差をつけられるとは、思ってもみなかった」

「我々の考えは少し甘かった。とはいえ、それは過去のことだ。重要なのはレースに懸命に取り組み、来シーズンに向けて楽観的かつ強気な姿勢を持ち、エンストーンのシャシー部門とビリーのエンジン部門のために高いモチベーションを維持すること。そして正しい方向へと進んでいくことだ」


 今シーズン残り6戦となった時点で、ルノーはコンストラクターズ選手権9位につけている。ルノー以下、下位2チームとなるマノーに6ポイント、ザウバーに7ポイントの差があるが、8位のハースに対しては21ポイントの遅れを取っている。アビテブールはハースを逆転したいと考えているものの、可能性は低いと語る。

「今シーズン末に向けての目標としては、(コンストラクターズ)選手権8位を狙いたい。我々が目標に据えられるのは、それだけだ。ハースのパッケージは明らかにルノーよりも競争力が高いので、難しい挑戦になるだろうというのが個人的な意見だ。8位を目指すために十分なだけのポイントを、どうやって獲得していけばいいのかはわからないが、それしか目標にしようがない」

 ルノーがポイントを得たレースは、これまでのところ2戦しかない。2度目のポイント獲得は、シンガポールGPを10位で終えたケビン・マグヌッセンによってもたらされた。

[オートスポーツweb ]

最終更新:9/29(木) 15:22

オートスポーツweb

なぜ今? 首相主導の働き方改革