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底堅く値持ち良い展開、小型銘柄買い直されそう

ZUU online 9/30(金) 8:10配信

9月も最後となりました。歳のせいか時間が経つのが早い感じでもあるのですが、そろそろ秋の気配も見られそうです。株式市場は昨日は大きく上昇となりましたが、欧米市場が大きく下落しており、まだまだ右往左往しそうです。日本の金融緩和、米国の利上げ、そして今度は何が出てくるのかと思ったら、再度ドイツの銀行の問題ということで市場では次から次へと懸念材料を探しては文句ばかり言っているという感じです。

日銀のETF買いに関しても「株価のため」とみている向きも多いようでまったくその仕組みや本質を理解できずに大騒ぎしているという感じです。インターネットなどで手軽に情報や人の意見が聞かれる状況となり、新聞なども「週刊誌化」している現状では致し方ないのですが、間違った認識が独り歩きしていることも株式市場が芳しくない理由の一つと言えるでしょう。株式投資というものをもう一度見直してみるということも良い機会と思います。一つ言えることは基本的には人と同じ事を同じようにやっていてもそうそう儲かるものでもないということです。

米国市場が大きく下落したことや昨日の大幅高の反動から本日の日本市場は冴えない展開になりそうです。ただ、為替が円安気味ということもあり、大きく円高に振れるということでもなければ底堅い値持ちの良い展開になりそうです。欧州銀行株に対する懸念から銀行株などが売られる可能性もありますが、特に日本の銀行が影響を受けるということでもなく、底堅さは見られそうです。幕間つなぎ的に手仕舞い売りに押されていたバイオ関連や食品関連の小型銘柄が買い直されそうです。

引き続き16,500円~600円水準を中心とした動きになりそうです。17,000円を抜けるだけの材料もなく、16,000円を割り込むだけの材料もないという状況は全く変わらず、信用不安などから円高に振れるということがなければ、指数は保ち合いが続きそうです。

■本日の投資戦略

昨日の日本市場の勢いを見ていると一気に17,000円まで行くのではないかという雰囲気でした。ただ、一夜明けると今度は昨日の反動などが懸念されることになりそうです。それでも欧州の銀行に対する懸念も大きなものでもないのでしょうし、仮に万が一欧州の銀行が破たんとなってもリーマンショック時とは全く状況が違い、他の金融機関への波及、懸念はほとんどないと思います。

懸念が懸念を呼ぶという感じでもあるのですが、多分にヘッジファンドなどの「悪あがき」という雰囲気でもあり、マスコミ等では大きく取り上げたいのでしょうが、実際にはそれほど大騒ぎすることでもないのかもしれません。昨年の8月、9月や今年の1月、2月のように大騒ぎしても結局は何もないということになるのだと思われます。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:9/30(金) 8:10

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