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【ドイツ】モビリティー事業で新ブランド VW、将来性高い分野に本腰

NNA 9/30(金) 9:00配信

 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は28日、自動運転車やカーシェアリングなどのモビリティーサービス事業の新ブランドを立ち上げる方針を明らかにした。グループの13番目のブランドとして、将来性の高い新分野に本格的に取り組む。新ブランド名は11月に発表する予定。
 
 同社は既にモビリティーサービスの新部門を設置。5月に3億ドルを出資した配車サービスのゲット(Gett、イスラエル)との新サービスのほか、独自のシャトルサービスの準備を進めている。将来的に都市部での自動運転技術が実用化されれば、自動運転によるシャトルサービスも実施する考えだ。
 マティアス・ミュラー最高経営責任者(CEO)は「今後、多くの人々が車を持たない時代が来る」とした上で、「同社が今よりはるかに幅広いモビリティー概念を提供すれば、こうした人々も何らかの形でVWの顧客となる」と話している。同社は排ガス不正問題を受け6月に発表した2025年までの新事業戦略で、モビリティーサービスと電気自動車(EV)に注力する方針を打ち出している。
 
 ■EVコンセプトカーを初披露
 
 VWは28日、パリ・モーターショー開幕前夜のイベントで次世代電気自動車(EV)の新コンセプトカー「I.D.」を初披露した。2020年に商業生産を開始する予定。
 「I.D.」は同社初のEV限定モデルとなる。5ドアの小型車で、サイズはVW「ゴルフ」とほぼ同じ。価格も「ゴルフ」と同水準を予定する。連続走行距離は最大600キロメートル。2025年には完全自動運転技術を搭載した「I.D.パイロット」を発売する計画だ。
 同社は2025年までにバッテリー式EV(BEV)30モデル以上を発売する方針で、EV販売台数を200万~300万台に拡大し、販売台数全体に占める比率は20~25%に引き上げる目標を掲げる。[環境ニュース]

最終更新:9/30(金) 9:00

NNA