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【スプリンターズS】夏女ベルカントあきらめん!悪路もなんの好時計

デイリースポーツ 9/30(金) 6:05配信

 「スプリンターズS・G1」(10月2日)

 夏のスプリント女王ベルカントが29日、栗東坂路で好時計をマーク。軽快な走りで出来の良さを伝えた。既に年内の引退が決まっており(繁殖入り後は13年ダービー馬キズナとの交配を予定)、今回が国内最後のG1挑戦。3度目のアタックで栄冠を勝ち獲ってみせるか。

 夏だけ輝くわけじゃない。3年連続でスプリンターズSに出走するベルカント。G1の厚い壁に2度はね返された夏女が、改めてスプリント界の頂点獲りを狙う。

 前日の豪雨、そして開門から40分が経過したことで、馬場はさらに力を要する状態に。そんな栗東坂路の悪条件もお構いなしだった。前半はゆったりと入り、徐々にペースアップ。脚を取られることもなく、ラスト2Fは12秒0-12秒1と加速してフィニッシュ。4F52秒5の好時計をマークした。角田師は「単走で馬なりだったけど、いい時計が出た」と満足そう。仕上げは万全だ。

 アイビスSD連覇を決め、2年連続でサマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いた。「夏に向けて状態がアップする。夏馬かなと思うけど、昨年よりも今年の方が調子がいい」。まだまだ続く真夏日が援護するのか、出来に陰りは見られない。

 3歳時に挑戦した14年が5着。昨年は重賞連勝の勢いで挑んだが13着に終わった。「昨年はパドックからイレ込んでいた。ゲートまで消耗せずにいけるか。待機所からゲートまで馬の後ろにつけて行くのが一番いいけど、いろいろと考えたい」。気の勝った牝馬。自然体でゲートインできることを願う。

 結果が出なければ、ここがラストランとなる可能性もある。「(現役が)年内なので。ここでいいレースをしないと香港(スプリント)なんて言えない。状態のこともあるからね」。“三度目の正直”なるか。鬼門の中山を攻略し、嫁入り前のタイトル奪取を狙う。

最終更新:9/30(金) 8:51

デイリースポーツ

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