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【凱旋門賞】1番人気馬の調教師を陰で支える日本人妻のカツ丼秘話

東スポWeb 9/30(金) 20:12配信

【凱旋門賞(日曜=10月2日、仏シャンティイ競馬場芝2400メートル)】「家では2日に1回は和食を作って主人にも食べてもらっています」

 そう語るのは園部花子さん(40)。現在、英愛主要ブックメーカーが凱旋門賞の1番人気に推している英国調教馬ポストポンドを管理するロジャー・ヴェリアン調教師の夫人だ。今回凱旋門賞にはマカヒキが挑戦するが、意外なところで“日本人対決”がセッティングされていたことになる。

「2010年に結婚して、主人は翌11年に開業。以来、休みらしい休みはただの一日もありません」

 それでも嫌な顔ひとつ見せない。自身も中学の時に乗馬を始めたのをきっかけに、馬の世界に入った。大学は英国で馬科学科を修了。2003年にダーレーフライングスタート(ドバイのシェイク・モハメド殿下が競馬に携わろうという若者を世界中から選抜し、支援する制度。欧米、オーストラリア、ドバイなどで研修)で学んだ後、米国や英国で馬に携わった。縁あってヴェリアン師と出会い、現在はおなかの中に3人目の子供を宿しながら、厩舎を縁の下から支えている。

「現在は180頭以上を管理しています。その頂点にいるのがポストポンド。主人は開業後6年で12のGIを勝ったけど、13個目が凱旋門賞になることを願っています」

 日本馬マカヒキについては「もちろん応援はするけど…」と言った上で、夫の所属馬への期待を口にした。

 毎回、競馬前には日本流のゲンを担いで“カツ丼”を作るという。凱旋門賞前にもヴェリアン師はカツ丼を食べてシャンティイへ向かうことになる。

(平松さとし)

最終更新:9/30(金) 20:12

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