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いとうせいこう、デビュー30周年フェス 10時間に及ぶ豪華アーティスト共演

オリコン 10/3(月) 5:00配信

 タレント・いとうせいこう(55)のデビュー30周年を記念したイベント『いとうせいこうフェス ~デビューアルバム「建設的」30周年祝賀会~』が9月30日、10月1日の2日間、東京体育館で開催された。ヒップホップアーティスト、小説家、司会者と多才な活動で芸能界を駆け抜けてきた30年間を象徴するように、2日間で約10時間にわたり50組近いアーティスト、芸人、俳優、タレントたちがいとうのアニバーサリー・イヤーを祝福した。

【写真】切れ味鋭いラップで会場を沸かせたいとう

 祭典の幕開けは、芸歴22年のベテランコンビ・ダイノジが“前説”に現れ、大地洋輔おなじみのエアギター芸を合図にスタート。いとうは小泉今日子、レキシ、やついいちろうらとの共演で自らステージに立ち続け、ほぼ出ずっぱり状態。自身のバンド・ロロロ(クチロロ)、DUBFORCEでも円熟味と切れ味が同居する貫禄のラップで客席を煽る。

 ステージでは多くのアーティストが、日本のヒップホップの先駆者であるいとうへリスペクトを口にするなか、RHYMESTERの宇多丸は「あの人がいなければ俺らラップやってないから」としみじみ。1986年、『建設的』と出会った衝撃を「あれで人生狂わされた」と表現した。

 翌日には、いとうが過去に司会を務めたバラエティー番組『虎ノ門』(テレビ朝日系)の名物企画「朝まで生どっち」が、くりぃむしちゅー・上田晋也による司会で復活。「イトーヨーカドーと、いとうせいこう 尊敬できないのはどっち?」をテーマに、上田が勝俣州和、久本雅美ら強者ひしめき合うひな壇を必死に回し、いとうをイジりまくる貴重な光景が繰り広げられる。

 クライマックスは『建設的』から、いとうの原点ともいえる楽曲「東京ブロンクス」、そして「だいじょーぶ」を藤原ヒロシ、高木完、ヤン富田によるアルバム制作当時のメンバーで再現。日本ヒップホップ界の“開祖”たちが30年の歳月を経て一堂に会した奇跡のステージに、会場は万雷の拍手に包まれた。

 2日間で10時間にも及んだ、ぜいたくなエンターテイメントのカオス。それはまさに、いとうの複雑怪奇な来歴そのもの。最後はそんなカオスにふさわしく、いとうが小唄の一節をアカペラで熱唱し、宴の幕を閉じたのだった。


■『いとうせいこうフェス』出演アーティスト(五十音順)
▼9月30日
有頂天/Aマッソ/鬼ヶ島/かせきさいだぁ&ハグトーンズ/ロロロ/小泉今日子/須永辰緒/ダイノジ/田中知之(FPM)/DUBFORCE feat.Usugrow/東京パフォーマンスドール/中村ゆうじ/バカリズム/DJ BAKU/BOSE(スチャダラパー)/ホフディラン/真心ブラザーズ/みうらじゅん/DJやついいちろう+いつか(Charisma.com)/RHYMESTER/レキシ

▼10月1日
上田晋也(くりぃむしちゅー)/蛭子能収/大竹まこと・きたろう(シティボーイズ)/岡村靖幸/かせきさいだぁ&ハグトーンズ/勝俣州和/KICK THE CAN CREW/ゴンチチ/サイプレス上野とロベルト吉野/Sandii/水道橋博士/スチャダラパー/須永辰緒/高木完/高橋幸宏/竹中直人/田中知之(FPM)/テニスコート/東葛スポーツ/ナカゴー/久本雅美/藤原ヒロシ/細野晴臣/みうらじゅん/MEGUMI/やや/ヤン富田/ユースケ・サンタマリア/LASTORDERZ

最終更新:10/3(月) 11:37

オリコン

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