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<印西花火中止>「広報の立て直し議論」 市議会が調査委設置

千葉日報オンライン 9/30(金) 10:45配信

 千葉県印西市が市制20周年記念の花火大会を開始時間後に急きょ中止した問題で、市議会は定例会最終日の29日、議員発議により提案された中止経緯などを調べる調査特別委員会の設置案の採決を行い、賛成多数で可決した。議会閉会中も継続して調査することとし、第1回は10月6日に開催する。

 提案者は金丸和史議員。発議案では、市が中止理由を当初「調査中」としたことや、議員への説明も納得できる内容ではなかったことなどを挙げた上で、正確な情報を把握し、市民への説明責任を果たすことなどを設置目的に掲げた。

 質疑では「市が議員に配布した中止経緯の説明資料がホームページで公開されており、一定の説明責任が果たされている」「第一義的には市が説明責任を負う問題」などと設置に否定的な意見も出たが、金丸議員は「資料を見た市民からも問い合わせがあり、説明は不十分」「議会にも説明の責務がある」と応じた。

 賛成討論した議員は市と花火業者の契約関係の問題に加え、中止後の市民や報道機関への市の情報発信のまずさを指摘し、「広報体制の立て直しを議論するためにも設置する意義がある」と主張。反対討論はなく、採決結果は、賛成14、反対6となった。

 設置期間は29日から調査終了まで。同日、委員8人を選任し、委員長には浅沼美弥子議員が就いた。

 8月27日夜に開催予定だった同大会は、開始時間から40分もたって花火が一発も上がらずに中止となった上、その後の理由説明も遅いなど不適切な対応が続いたため、市内外から批判が噴出した。

最終更新:9/30(金) 10:45

千葉日報オンライン