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熊本県「支援足りている」 佐賀市、物資5000点を保管中

佐賀新聞 9/30(金) 11:14配信

活用検討へ

 熊本地震の被災地支援のために佐賀市が市民から受け付けたトイレットペーパーや紙おむつなどの物資約5000点が、被災地に送ることができないまま市施設に保管されている。熊本県側が物資が足りているとして受け取りを終えているため。市は、集まった物資をどう活用するか検討を始めている。

 市役所大和支所敷地内にある旧健康管理センターで、段ボール数百箱を保管している。物資はトイレットペーパー、紙おむつ、タオル、生理用品など。4月19~21日で約2万4千点が集まった。東日本大震災の教訓から、物資は種類を限定して受け付けた。

 市企画調整課によると、市民から物資が続々と市に寄せられる一方、熊本県側は全国から物資が集まったことで「受け入れが困難」となり、佐賀市も受け付けを3日間で中止した。

 保存食や水はすべて送ることができたが、他の物資は5カ月以上、届けることができないため保管状態が続いている。

 市は他県の事例も参考にしながら、被災者を直接支援しているNPO法人との連携や、災害時の備蓄としての利用が可能かどうか関係者と協議を進める。市企画調整課は「市民の善意を無駄にはできない。どう活用できるか考えたい」としている。

最終更新:9/30(金) 11:43

佐賀新聞