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図書館移転の賛否問いたい 上尾の市民団体、住民投票求め署名活動へ

埼玉新聞 9/30(金) 4:50配信

 埼玉県の上尾市立図書館本館の移転計画を巡り、市民団体「上尾の図書館を考える会」は29日、同計画の新図書館複合施設計画や市費支出の賛否を問うための住民投票条例の制定を求める署名を行うと発表した。10月1日から活動をスタートさせる。

 住民投票条例請求書では、JR上尾駅近くにある現在の本館を市が上平公園西側への移転計画を進めている点について「交通が不便で高齢者や子どもなど(図書館を)利用できない市民が大幅に増加する」と指摘。

 市が当初計画していた図書館単独の移転建て替えから複合施設への計画に変更したことを巡っては「図書館専用部分が現在の図書館より狭くなる上、建て替え費用が当初の20億円から38億円に膨れ上がったにもかかわらず市民の意見を聴く機会が持たれていない」などとしている。

 署名活動は10月29日まで。市長が受理するには地方自治法に基づいて有権者数(19万386人、9月2日現在)の50分の1以上の署名が必要。同会事務局長の大友弘巳さんは「今年2月の市長選で移転計画が争点となったが、現在に至るまで市民への説明会は4月に行っただけ。民意を問うためにも法定必要署名数3800を大幅に超える1万人以上を目指したい」としている。

最終更新:9/30(金) 4:50

埼玉新聞