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「歩く」をクリエイティブで再定義した作品が集結 BAPA3期卒業制作展

SENSORS 9/30(金) 15:00配信

バスキュールとPARTYが次世代のクリエイター育成を目的に立ち上げた、デザインとプログラミングの学校「BAPA」。9月4日、BAPA3期生の卒業制作展が汐留・日テレホールにて開催された。 「旅するBAPA」と題された今回は東京だけでなく、京都でもスクールを同時開催し、日本各地のクリエイターがしのぎを削った。卒業制作展では、BAPA校長で株式会社PARTYの伊藤直樹氏や、同じく校長で株式会社バスキュールの朴正義氏、さらにはこれまでの東京のみで開催されていた1期2期のBAPAに参加していた卒業生も登場。講演やワークショップに挑戦し盛り上がりを見せた。

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第3期卒業制作は「日本を歩く」をテーマに東京、京都それぞれのチームが約3ヶ月の期間中に制作した作品を展示の形で発表。テクノロジーの進歩により人間の認識が大きく揺らいでいるとされる近年。もっとも基本的な身体的行為である「歩く」体験の魅力を再発見すること、あるいはそれをアップデートすることを目指した作品たち。このレポートでは作品の紹介と会場の様子をお届けする。

■クリエイティブの力で、歩く人をどれだけ増やすことができるのか?

BAPA校長である株式会社PARTYの伊藤直樹氏が制作展に先立ち「普段は別の分野にいるデザイナーとエンジニアが一緒になってものをつくることで、新たに化学反応が起きるということがBAPAの醍醐味」と語ったように、会場の多くのチームが普段はデザイナーやエンジニアとしてそれぞれの仕事をこなしながらBAPAの制作に従事している。これまでの卒業生にも、BAPAで業種を超えたコラボレーションを体験したことをきっかけにフリーランスとして活動を開始したり、BAPAで結成したチームで卒業した後にもハッカソンに参加したりするという動きがある。今回3回目を迎え、これまで東京に限られていた機会を広げるべく、京都での同時開催を決定。よりその選択肢を広げることを目指した。
もう一人の校長である朴氏は今回のテーマ設定について、「『クリエイティブの力で日本を歩く人をどれだけ増やすことができるのか?』という問いを投げかけたつもり」と語る。特にデジタル領域でのデザインやエンジニアリング経験を背景に持つ受講生たちが、誰もが当事者である「歩く」ことについて考え抜き、これまで経験したことのないような企画、制作、展示までを短期間で行うことで、これまで自分のいた領域から一歩踏み出す経験を得ることができたのではないだろうか。

IngressやポケモンGOを世に送り出し、「歩く」ことの価値を多くの人に再発見させることに関しては大先輩であるNiantecの川島優志氏からも会場に「歩き回ることは創造力によい影響をもたらします。自分の周囲の世界をもう一度見つめ直すいい機会となり、人やものとの出会いが生まれます。」とコメントが寄せられた。

ここからは「歩く」ことの魅力を多角的に考え抜き生み出された、3期生の作品を見ていく 。

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最終更新:9/30(金) 15:00

SENSORS