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マックに続きミスド閉店、福井市民ら惜しむ 1973年オープンの県内1号店

福井新聞ONLINE 9/30(金) 12:07配信

 ミスタードーナツの福井県内1号店「福井駅前店」(福井市中央1丁目)が30日、43年の歴史に幕を下ろす。バス待ちや学校帰りの若者や、お年寄りにも中心部の憩いの場として親しまれてきた。中心市街地では、昨年のマクドナルド福井駅前店(同市中央1丁目)に続く著名店の閉店で、来店者から惜しむ声が相次いでいる。

 同店は1973年に開店した。先月末、店舗に閉店を知らせる張り紙を掲示。「地域のみなさまに支えられ今日まで続けてまいりました」と感謝の気持ちを伝えている。ミスタードーナツ事業本部広告・広報室は「閉店は運営会社の諸般の事情によるもの」と説明している。

 同店隣で営業する「進光堂宝石時計店」店主の横山秀昭さん(66)は、「開店当初からお昼ご飯を買いに訪れていた。今もにぎわっているように見えたが…寂しくなるね」としみじみ語った。市内の85歳女性は「以前は、お店の前にすまいるバスのバス停があり毎週通っていた。閉店を知り驚いている」と張り紙を見詰めた。

 高校2年の岩崎弥生さん(17)は「テスト帰りなど、甘いものを食べたいときに立ち寄っていた。安くて利用しやすいお店だったのに」と残念がった。この日、友人と来店した高校1年の田中淳生さん(15)は「気軽に友だちとおしゃべりできる場所がなくなってしまう。最終日にはぜひ来店したい」と話した。

 福井駅前商店街振興組合の加藤幹夫理事長は「40数年営業を続けてきたお店だけに残念」と肩を落とす。「マクドナルドに続き若い人が通うお店がなくなるのは、商店街としても悲しい」と話していた。

福井新聞社

最終更新:9/30(金) 12:07

福井新聞ONLINE