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「死ぬ気で俺についてこい!」イーロン・マスクが火星移住計画を発表

ギズモード・ジャパン 9/30(金) 15:10配信

”人類が辿る道は2つしかない。ひとつは地球に永久に残って滅亡を待つこと。あとひとつは多惑星に住める種になることだ。”

SpaceX創業者イーロン・マスクが火曜の国際宇宙会議でこのように語り、火星移住計画の詳細を明らかにしました。プレゼンはまさに驚きの連続です。今月1日、Falcon 9ロケットが打ち上げ準備中に爆発炎上し、「事故原因は窒素燃料漏れ、11月打ち上げ再開」と先週発表したばかりですけれど、それで終わるSpace Xではなさそうです。

まずは発表直前にリリースされたCG映像で、発射から着陸までのイメージをどうぞ。

動画はこちら:https://youtu.be/0qo78R_yYFA


[動画の中身]

1. ケープ・カナヴェラル空軍基地の発射台「39a」から推力28,730,000ポンド(13,031トン)のすさまじい力でゴゴゴゴォオと飛び立つ惑星間輸送システム(ITS。旧称・マーズ・コロニアル・トランスポーター。全太陽系に範囲を広げ、数週間前にインタープラネタリー・トランスポート・システムに改名)

2. 切り離し後、宇宙船は軌道でひと休みし、ブースターは地上の発射台に戻ります。

3. 休む間もなく左の推進燃料タンクを上にぴょこんと載せ、また宇宙にゴゴゴゴォオと飛び立つブースター。

4. 軌道で待っていた宇宙船にドッキングして燃料補給。

5. 宇宙船は火星にさようなら~。ブースターは地上の発射台に戻ります。

6. 宇宙船から太陽光発電パネルが羽のように広がり、火星までの電力をこれで確保します。星間巡航速度は時速100,800km。

7. 火星の大気圏突入! 1700℃!

8. やっと火星着陸!倒れません! 

9. ドアが開きます…。

ここで動画は終わっています。問題はここからなんだよね…。

植民地化のおおまかな構想

計画では火星に1回200人×1,000回に小分けにして人類を送り込み、植民化します。完全自給自足の文明が火星上にできるまでには、だいたい40年から100年かかるとのこと。

気になる予算は、ざっと100億ドル(約1兆円)もあれば間に合うのだそう。

家を買う感覚で火星行きの搭乗券も買えるところまでコストを切り詰めるアプローチは4つあり、ロケットエンジンを何度も使うこと、宇宙空間での燃料補給を可能にすること、従来のロケット燃料の代わりにメタン燃料(火星で調達可)を使うこと、などがそれです。

ロケットの再利用はFalcon 9ですでに試行中です。ただ、帰還は何度もしているものの、まだ帰還したロケットで再度打ち上げ、というところまではいっていません。これが実現できないと宇宙への片道切符になってしまうので、ここはなんとしてもクリアしなければならないハードルです。

宇宙船のサイズですが、これはとんでもなく大きいです。ご覧くださいよ、同社の「Falcon Heavy」も、世界一の「サターンV」も目じゃないデカさ!

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最終更新:9/30(金) 15:10

ギズモード・ジャパン

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