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「地元の声届ける」 玄海原発反対で新団体

佐賀新聞 9/30(金) 11:44配信

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働に反対する唐津市民を中心とした団体が29日、発足した。4月に発生した熊本地震や、原発再稼働に向けた動きが大詰めを迎えていることに危機感を覚え、党派を超えて団結し、原発の「地元」としての唐津の声を届けていきたいとしている。

 団体名は「玄海原発反対からつ事務所」。設立発起人は市内在住者を中心に19人で、医師や大学名誉教授ら教育関係者のほか、「原発を見切り発車させるのには不信感がある」として、唐津焼陶芸家の中里隆さんも名を連ねている。暫定代表を務める薬剤師の北川浩一さん(69)は「原発を動かすべきではないという人には、不偏不党で入ってほしい」と話す。

 同日はメンバー6人が市役所を訪問し、6月議会での玄海原発に対する寺田長生総務部長の答弁に関する公開質問状を提出した。質問状では、寺田総務部長が「熊本地震クラスの地震が本市近くで発生したとしても、原子力発電施設の耐震性に問題はないという説明を受けた」と答弁したことなど3点を受け入れがたいとし、10日以内に文書で回答することを求めている。

 寺田総務部長は「精査して回答させていただきたい」と述べた。質問状は唐津市議会にも提出した。

最終更新:9/30(金) 11:44

佐賀新聞