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学力テスト平均正答率、佐賀はほぼ全国下回る

佐賀新聞 9/30(金) 20:50配信

県教委「家庭学習の時間確保を」

 佐賀県教育委員会は29日、文部科学省が小学6年と中学3年を対象に4月19日に実施した2016年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の県内公立校の結果を公表した。小6の算数Aが全国平均と同じだった以外は下回った。県教委は「授業改善は進んでいるが、家庭学習時間の確保に課題がある」としている。

 県内と全国の平均正答率を比較すると、小6では、知識を問う算数Aが77・6%で全国と同じだった。これ以外は全国平均を下回り、国語A72・6%(全国との差0・3ポイント)▽国語B56・9%(同0・9ポイント)▽算数B46・2%(同1・0ポイント)だった。

 中3は全ての項目で全国平均より低く、国語A74・7%(全国との差0・9ポイント)▽国語B64・7%(同1・8ポイント)▽数学A59・3%(同2・9ポイント)▽数学B41・0%(同3・1ポイント)となっている。

 数学で大きな開きがあることについて県教委は「数式の意味を理解し、根拠を示して説明する活用力に課題がある。複数の条件を読み解き書き表すことができていない」と分析している。

 学力が伸び悩む要因として県教委は、家庭学習時間を挙げる。平日の1日当たり「1時間以上勉強している」とする割合は、小6で60・7%と全国より1・8ポイント低く、中3は62・6%で5・3ポイントも下回っている。学習習慣の定着には保護者の意識も鍵を握るとして「日ごろの声かけや親子一緒に学ぶ姿勢も大切。PTAと連携して対応したい」と話している。

 全国学力テストは、県内の公立の小学校165校7474人、中学校93校7735人で実施した。県の総合計画では、19年度の学力テストで全国平均を全科目で上回ることを目指している。

最終更新:9/30(金) 20:50

佐賀新聞