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障害者と高齢者 芸能文化楽しむ

カナロコ by 神奈川新聞 9/30(金) 8:00配信

 中井町内の障害者と高齢者に外出して芸能を楽しんでもらおうと、落語とアコーディオン演奏の鑑賞会「笑福会」が29日、同町比奈窪の町保健福祉センターで行われ、約80人が楽しんだ。町社会福祉協議会などの主催。

 アコーディオンは、幼少期に視力を失った秦野市出身の熊坂栄弥(てるや)さん(39)が担当。参加者らは「高原列車は行く」「リンゴの唄」「上を向いて歩こう」など、熊坂さんの軽快な伴奏に合わせ、楽しげに歌い上げた。歌の合間には、アコーディオンで小田急線やJR線、大雄山線の警報器の音を再現し、クイズをするなど、会場を盛り上げた。

 落語は秦野市出身の春風亭一左さん(37)が古典落語「時そば」を披露。軽妙な語り口と実際にそばを食べているかのようなしぐさに、会場内は笑い声に包まれていた。

 車いすで参加した町内の加藤充一さん(77)は「われわれは閉じこもりがち。こういう機会をつくってもらい、聞かせてもらえることがうれしい。楽しく笑えることで気持ちが楽になれる」と満面の笑みを浮かべていた。

最終更新:9/30(金) 8:00

カナロコ by 神奈川新聞