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Do As Infinity「情熱の薔薇」など名曲カバーや女装も! 生誕祭に鳴り響くあいのうた「18年目もよろしく!」

Billboard Japan 9/30(金) 10:15配信

 初のライブドキュメンタリーフィルム『Do As Infinity Acoustic Tour 2016 -2 of Us- Live Documentary Film』も話題となっているDo As Infinity。9月22日 ファンクラブ限定アニバーサリーライブを開催した。

Do As Infinity 17周年ライブ写真一覧

<「雨は俺たちが纏っている勝負着」あの『NANA』トリビュート曲まで披露>

 渋谷TSUTAYA O-EASTにて【Do As Infinity 17th Anniversary ~Dive At It limited Live 2016~】と題して行われた17周年公演。会場両サイドのスクリーンには、伴 都美子と大渡 亮が会場入りするところから収められたドキュメンタリータッチな映像が流れ、開演前の2人のコメントも上映。この日も流石の雨天(※Do As Infinityのイベントでは高確率で雨が降る)だった為「雨の中、今日はありがとう」「晴れるかな? なんて思うからいけない。雨だと最初から思っていればなんてことないんですよ~。雨は俺たちが纏っている勝負着みたいなものなんです。ということで、雨を存分に楽しもう!」と笑いを誘う。そして「ライブ、本当に良い感じなんで、最後まで楽しんでいって下さい。もうすぐ開演です。始まる、始まる、始まるよ~」と伴 都美子がマイペースに煽ると、そのスクリーンに今度は「ピーピーピー」と心電図が流れ、次の瞬間、ステージから実物の2人がバンドメンバーと共に登場! 痛快なDoAs流ロックンロール「最後のGAME」が放たれ、超満員の人々のハンドクラップが一斉に巻き上がり、拳もガンガン振り上がる。

 その後も2009年の再始動後のキラーチューンや懐かしのレア曲など、ファンクラブ限定アニバーサリー公演ならではのラインナップで超満員の観客を扇情。矢沢あい原作『NANA』トリビュートアルバム『LOVE for NANA ~Only 1 Tribute~』より、主役のナナが在籍するバンド・BLACK STONESをイメージして生み出された楽曲「I miss you?」まで飛び出し、ファンの度肝を抜く。

<大渡 亮が歌う「深い森」&驚愕の女装! 伴 都美子はアノ名曲熱唱>

 しかし「驚くのはまだ早い」と言わんばかりにライブ中盤で更なるサプライズ。なんと伴 都美子と大渡 亮それぞれのカバーコーナーが設けられ、まず大渡がギター片手にステージのセンターへ。そして「17年目にして俺がやったことないカバーって何だろうなって考えたときにですね、俺がDo As Infinityの曲を歌うっていうのはどうだろうと思って……」と語ると大歓声と拍手が巻き起こり、「だろう? だろう? 俺はこの拍手をちゃんと予想していた訳よ」「大渡 亮がDo As Infinityを歌ってみた」と笑いもしっかり誘いながら「深い森」を歌い始めた。言わずと知れたこの名曲、大渡にとっては「こんな曲を発信できるチームに入れて本当に良かった」と確信したナンバーであり、自ずと歌う声にもエモーションが灯る。で、ここまでは男前だったのだが、続くカバーでは「ウエディング・ベル」(Sugarカバー)をチョイス。カチューシャを装着した上、メイクさんにステージ上で口紅まで塗ってもらい、これまたファンの度肝を抜く。終演後、本人に話を伺ったところ「勝利を確信した瞬間」だったそうだが、なかなかにセンセーショナルなビジュアルとカバーであった。

 そんな意気揚々と踊りながら歌っていた相方とバトンタッチする形で、今度は伴 都美子がステージに再登場。「亮さまが……踊っていた」と驚きながらギターを抱え、まず1曲目に笹川美和の「願いごと」をカバーするのだが、これはかつて伴 都美子に「歌ってみない?」とオファーがあった楽曲で、その際は「いやいやいや、あの曲は私には歌えません」と恐縮してお断りしてしまったものの、あれから十数年。この夜にようやく伴 都美子と結ばれた「願いごと」は、今の彼女だからこそ歌うことに必然性を感じさせる愛の歌として、純度高く我々の胸に沁み渡る。それ続いて披露した「情熱の薔薇」(THE BLUE HEARTSカバー)にも通ずるものがあり、信頼できるバンドメンバーと共にエレキギターを掻き鳴らしながら「情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせよう」と歌う声は真っ直ぐ突き刺さり、我々の胸に火を灯す。やはり彼女の歌の説得力は凄い。こんなカバーだったら何回でも何曲でも聴きたいと思わせる、感慨深いコーナーであった。

<永遠の炎……Do As Infinityの歴史を共に祝える喜び>

 そして再び2人がステージで肩を並べると、これまたまさかの「ETERNAL FLAME」! 一度は解散したDo As Infinityが復活と共に灯した永遠の炎……全英語詞でひたすらプログレッシヴに展開していく大作を披露し、会場には一気に緊張と熱が入り混じる。2人の長い旅をまるごと表現したような音楽にただただひたすら聴き入り、魅せられるしかないこの時間が堪らなく愛おしかった。17年間、日本のJ-POPシーンで活躍し続けながらも、時にJ-POPシーンの限界を超えていくアプローチで圧倒してくれる、そんなDo As Infinityが大好きで仕方ない人々にとっては堪らない時間だったろう。そこに「構造改革」「GATES OF HEAVEN」と音楽的な懐の深さと広さを感じ得ずにはいられないナンバーが畳み掛けられ、本編最後はひたすらタオルを振り回したり、共に歌い叫んだりのお祭り騒ぎ。「渋谷ぁぁぁぁぁあ! いぇぇぇぇーーーい! ありがとう!」会場に響き渡る感謝の雄叫び。これぞDo As Infinity。どんな日のライブでも全身全霊、最後はみんなの笑顔が見たくてゴキゲンな音楽を届けてくれる。ここまで続いたDo As Infinityの歴史を共に祝えるこの喜びは、何度だって味わいたい。

<「一緒にこの瞬間を今目撃できていることが嬉しい……18年目もよろしく!>

 ゆえに2人のファンは「アンコール!」と叫ぶ声も本気。そこへ『Do As Infinity Acoustic Tour 2016 -2 of Us- Live Documentary Film』(10月5日リリース)のダイジェスト映像が上映され、最後のライブ映像に見惚れていると、いつの間にかステージ上ではリアルなライブが再び幕を開けているという粋な流れで、しかも楽曲も「はじまりの場所」という粋なセレクトでオーディエンスを翻弄。「荒れ果てる日の先に 希望を見いだそう やがて来る夜明けさえ越えて どこまでも行こう はじまりの場所―――」2人の意思表明のようにも、我々へのメッセージのようにも感じ取れる希望の歌がどこまでも優しく響き渡る。

 その後、11月23日(水・祝)FCイベント第3弾としてバスツアーが開催されること(バスには2人ももちろん同乗/場所は後日発表)や、今回のセットリストの参考として使用したファン投票ランキングTOP3(3位「恋妃」2位「あいのうた」1位「I miss you?」)や、12月25日(日)品川ステラボールにてクリスマスライブが開催されること(※チケットのお申し込み方法等、詳細は後日発表)も発表され、ファンは大喜び。そして「今この時間、思い出の場所、渋谷でこうやってみんなと一緒に同じ時間を……みんなの貴重な時間を私たちに裂いてくれてありがとう。一緒にこの瞬間を今目撃できていることが嬉しいです。ずっと音楽は続けていくけど、こういう奇跡みたいな瞬間はなかなかないから大事にしていきたいと思います。本当にありがとうございます! 18年目もよろしく!」と、かつての定番ラストナンバー「あいのうた」を再び渋谷の夜に響かせる。

 今度会える日まで
 約束はないけど
 でもね それは それで 大切な事です

 いっぱい泣いたりもして
 やっと笑顔の意味が
 わかるようになれば
 怖いものナシだ
 さあ ここから新たなスタートだ!!

 伴 都美子からとめどなく溢れる「ありがとう!」 大渡 亮の喜びの言葉「最高な17歳、いぇい!」 そしてファンからの大喝采。この最後の瞬間に至るまで衝撃と多幸感だらけのライブであった。「DoAs頑張っていくよ~! これからもよろしくね~! 本当気をつけて帰ってね~! 名残惜しいけど、バイバーイ!!」

取材&テキスト:平賀哲雄
Photo by 田中聖太郎

◎ライブ【Do As Infinity 17th Anniversary ~Dive At It limited Live 2016~】
09月22日(木・祝)渋谷TSUTAYA O-EAST セットリスト:
01.最後のGAME
02.御伽話
03.メラメラ
04.君がいない未来
05.ワンダフルライフ
06.ナイター
07.恋妃
08.I miss you?
09.深い森(大渡 亮/Do As Infinityセルフカバー)
10.ウエディング・ベル(大渡 亮/Sugarカバー)
11.願いごと(伴 都美子/笹川美和カバー)
12.情熱の薔薇(伴 都美子/THE BLUE HEARTSカバー)
13.ETERNAL FLAME
14.構造改革
15.GATES OF HEAVEN
16.TIME MACHINE
17.JIDAISHIN
18.Thanksgiving Day
19.はじまりの場所
20.あいのうた

最終更新:9/30(金) 10:15

Billboard Japan

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