ここから本文です

火山ガス事故に備え 室堂・消防隊員ら救助訓練

北日本新聞 9/30(金) 0:14配信

 立山・弥陀ケ原の火山活動が活発化し地獄谷で火山ガスの濃度が上がっていることを受け、立山室堂地区安全対策連絡協議会は29日、室堂平の県立山センターで、登山客が倒れる火山ガス事故を想定した救助訓練を行い、万が一の備えを強化した。

 立山町消防本部、上市署室堂警備派出所、環境省立山自然保護官事務所などから37人が参加した。地獄谷展望台のあるエンマ台から雷鳥荘までの歩道上で登山客2人が体調不良を訴えたという想定で実施。消防隊員や署員らは、傷病者役にガスマスクを装着し、意識レベルを確認。傷病者役を背負って素早く運んだ。

 地獄谷は11年以降、活動が活発化し、有毒な火山ガスの濃度が上昇。12年から遊歩道の一部が立ち入り禁止になっている。気象庁は2014年の御嶽山(長野、岐阜県)の噴火を受け、弥陀ケ原を新たに常時観測することにしている。

北日本新聞社

最終更新:9/30(金) 0:14

北日本新聞