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善意の人形使って JAいなば提供

北日本新聞 9/30(金) 22:24配信

■フィリピンへ2900体

 北陸フィリピン協会(エブリン高田会長)はJAいなば(小矢部市)から人形供養祭で寄せられた縫いぐるみなど約2900体を譲り受け、フィリピンの子どもらに贈る活動を始めた。30日は発送準備をした。

 JAいなばがボランティアで母国を支援している高田さん=小矢部市西福町=に提供を持ち掛け、6月にクロスランドおやべで開いた供養祭には大勢の組合員らが人形を持ち寄った。

 高田さんはフィリピンラグナ州カビンティ出身。生まれ故郷に向け、8月に段ボール5個分を船便で発送、今回2回目の5個分を用意した。フィリピンでは子どもから大人まで人形が大好きといい、高田さんと生まれ故郷が同じユリ埴野さん(24)=同市鷲島=は「高価なので買ってもらえない子どももいる。きっと喜ぶと思う」と笑顔を見せる。JAいなばの石原保経済部長は「組合員や家族が大切にしてきた人形。活用されることを喜んでいる」と話す。

 高田さんは「提供は本当にうれしい」と感謝し、10月下旬に3回目の5個分を発送する。里親となったり、災害時に義援金を贈るチャリティーコンサートを開いたりしてきた。来年4月にはクロスランドでチャリティーコンサートを開く。その収益などを活用し、将来は故郷に日本のおもちゃのギャラリーと日本庭園のある遊び場を造るのを夢にしている。

北日本新聞社

最終更新:9/30(金) 22:24

北日本新聞