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海洋博の沖縄館手掛ける 中山良彦さん死去

沖縄タイムス 9/30(金) 7:55配信

 海洋博記念公園の沖縄館(1998年閉館)やひめゆり平和祈念資料館の総合プロデューサーを務めた中山良彦(なかやま・よしひこ)さんが29日午前7時30分、老衰のため、那覇市牧志の自宅で死去した。91歳。告別式は10月1日午後2時から3時、浦添市伊奈武瀬1の7の1、いなんせ会館で。喪主は長男の丞(たすく)さん。

 中山さんは1924年、那覇市生まれ。総合プロデューサーとして海洋博記念公園の沖縄館、旧県平和祈念資料館、ひめゆり平和祈念資料館の展示などを手掛けた。

 沖縄館は、県民や企業などに寄付を募って建設され、本土復帰を実現した県民が郷土の文化に自信を取り戻した象徴ともいわれた。また、反戦平和の視点から沖縄戦の実態に迫る資料館づくりを進めた。

 長女の河合民子さん(66)は「父は文化運動としての『民主化』を目指し、本土復帰前から活動してきた。沖縄館をはじめ、父は沖縄の平和学習のベースを築いた人だと思う」と話した。

最終更新:9/30(金) 15:35

沖縄タイムス