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地域医療構想で調整会議

紀伊民報 9/30(金) 17:01配信

 和歌山県は29日、地域ごとの必要病床数を定めた「地域医療構想」を実現するための第1回調整会議を田辺市朝日ケ丘の西牟婁総合庁舎で開いた。田辺保健医療圏(田辺市と周辺4町)では、10年後に現状より586病床を減少する構想を達成するため、さまざまな合意を図っていくことを確認した。

 団塊世代が75歳以上になる「2025年」に向けた医療提供体制づくりとして、県は5月、地域医療構想を策定。県内病床数を現状の1万2540床から25年には9506床に、田辺保健医療圏では1699床を1113床にする。

 県は構想を実現するため、七つの保健医療圏でそれぞれ「協議の場」を設け実現に向けた話し合いを進める。

 この日は、田辺、白浜、上富田、すさみ、みなべの5市町の医療関係者ら30人を委員とした調整会議を発足。議長になった田辺保健所の松本政信所長は「構想実現のため、今後の取り組みについて話し合っていきたい」とあいさつした。

 県は地域医療構想の策定に至る経緯や構想実現に向けて必要な施策などを説明した。

 委員からは各医療機関の病床削減数の決め方や施策の補助金などについて質問があった。委員からは「各病院が自主的に削減数を示していくのか、県から削減数が示されるのか」などの質問があり、県医務課は「自主的に決めていってほしい。そういうことも含めて協議してもらいたい」と説明した。

最終更新:9/30(金) 17:01

紀伊民報