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WBC台湾代表監督に元西武の郭泰源氏 アマ・プロの対立が不安要素に

中央社フォーカス台湾 10/1(土) 14:35配信

(台北 1日 中央社)教育部(教育省)体育署は9月30日、来年3月に開幕する第4回「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の台湾代表監督に、台湾プロ野球・統一の郭泰源監督が就任すると発表した。

郭氏は昨年11月に初開催のプレミア12や、2007年のIBAFワールドカップ、北京五輪予選を兼ねたアジア選手権でも指揮を執った経験があるが、人選の過程で関連団体の間に軋轢(あつれき)が発生。プロリーグの中華職業棒球大連盟(CPBL)が「選手を派遣しない可能性も排除しない」との姿勢を示すなど、チーム編成に暗雲が立ち込めている。

体育署は9月29日、CPBLと台湾のアマチュア球界を統括する中華民国棒球協会(CTBA)を招いて代表監督を決める3者協議を開催。だが、義大の葉君璋監督を推薦するCPBLと、郭氏や中信兄弟の呉復連監督らを推すCTBAの意見が真っ向から対立し、物別れに終わっていた。

そのため、CPBLの呉志揚会長(コミッショナーに相当)は30日、郭氏の代表監督就任はリーグ・球団双方の合意や主張とはかけ離れていると強調。一方的に人事を発表する体育署のやり方は認められないと反発している。

対立の背景には、チームの編成や訓練などをめぐる主導権争いがある。アマ側は3者協議が決裂したのは、プロ側が「チームの編成、訓練、管理からやライバルの情報収集、スポンサー募集まですべてはCPBLが引き受けるべき」という立場を崩さなかったからだと批判。これは政府が定めた協力体制などに反しており、認めることはできないとしていた。

CPBLは、WBCは米大リーグ機構主催の大会であると指摘し、日本や韓国ではプロ側が主導しているが、台湾ではそうでないのがおかしいと主張。2日には4球団の代表者を招いての緊急会合で対応を検討するという。

台湾は2006年の第1回から出場を続けており、2013年の前回大会で初のベスト8進出を果たした。今大会ではソウル開催の1次ラウンドで韓国、オランダ、イスラエルと対戦予定。

(林宏翰/編集:杉野浩司)

最終更新:10/1(土) 14:35

中央社フォーカス台湾

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