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「お金にルーズ」な県民ランキング トップ10

ZUU online 10/1(土) 9:40配信

日本テレビ系列で放送されている人気番組「秘密のケンミンSHOW」の金融版ともいうべき、「マネーのケンミンSHOW」のような興味深いデータが発表されている。「お金にもっともルーズな県民」の第1位は山梨県となった。マネーのケンミンSHOWを紹介しよう。

■お金にルーズな県民トップ10

今回の調査では、最もお金にルーズな県民のTOP10は、1位の山梨県以下、2位鳥取、3位石川、4位沖縄、5位茨城、6位長崎、7位埼玉、8位島根、9位福島、10位福岡となった。

■期日通りに支払う意識の高い人の比率ランキング

金融広報中央委員会が、2016年6月に発表した「金融リテラシー調査 2016年(https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/literacy2016/)」の「期日通りに支払う意識の高い人の比率」が下表だ。その比率の低い県のランキング上位を、お金にルーズな県民とみなした。

「期日通りに支払う意識の高い人の比率」、すなわち「もっともお金にキッチリした県民ランキングトップ10」は、1位が徳島、以下、和歌山、奈良、愛媛、岐阜、香川、高知、岡山、熊本、秋田と続いている。

四国はきっちりしている人が多いようで、徳島が1位、愛媛4位、香川6位、高知7位と4県ともTOP10に入っている。逆にルーズなのは関東。群馬33位、東京が36位、埼玉41位、茨城43位と期日に払う意識の低い県民性が強い。関東で最もきっちりしている栃木ですら全体では11位だ。九州、沖縄地区もルーズだ。鹿児島37位、福岡38位、長崎42位、沖縄44位と熊本の9位以外は意識が低い。近畿は和歌山2位、奈良が3位としっかりしており、兵庫11位、京都も11位と全体的に高水準だ。

この調査では、このデータ以外にも、都道府県別にお金に関するアンケートのランク付けが行われている。

■日本初の金融リテラシーに関する大規模調査

「金融リテラシー調査2016年」は、わが国における 18 歳以上の個人の金融リテラシーの現状を把握するために、16年2月29日~3月17日の期間で全国の18~79歳の2万5000人を対象にインターネットを通して行われたアンケート調査だ。

アンケート調査を行った金融広報中央委員会は、日本銀行情報サービス局内に事務局をもつ委員会で、金融経済情報の提供、金融経済学習の支援をメインとした金融に関する情報普及活動を行っている。同委員会による金融リテラシー調査は、2011年の「金融力調査」に続く2回目であり、日本の金融リテラシー調査としては過去最大規模だ。

特に注目されるのが、「金融知識に関する問題の正答率」「老後生活資金の計画を持つ人の比率」「期日通りに支払う意識が高い人の比率」「金融経済情報を月に1回もみない人の比率」「金銭トラブル経験者の比率」などを都道府県別にランキングしたことだ。最もお金にルーズな山梨県は他のアンケート結果はどうだったのだろう?

■山梨は金融リテラシーでも最下位

山梨県は期日通り支払う意識が最も低い上に、金融知識に関する問題の正答率が全国最下位。金銭トラブル経験者の比率が全国TOP。「金融経済情報を月に1回もみない人の比率」ではワースト5位。理由はわからないが、押しも押されぬ金融リテラシー最弱県になっている。

お金にルーズな県民性2位の鳥取は、金融知識に関する問題の正答率42位、金銭トラブル経験者の比率は4位とやはり金融リテラシー発展途上県だ。ルーズな県民性3位の石川は、金融知識が32位、金銭トラブルが46位、期日に支払わない割にトラブルには巻き込まれていない。

支払いをきっちりとしている県民TOPの徳島は、金融リテラシー10位、金融トラブル32位と全体的に高スコアでマネーへの意識は高い。2位の和歌山は、金融リテラシー29位と高くはないが、金融トラブルは35位と低く、なんといっても1世帯当たりの貯蓄額が全国1位。支払はしっかり、ガッチリ貯める県民性のようだ。3位の奈良は、金融リテラシー1位、老後生活資金の計画を持つ人比率が2位と明らかにマネー先進国。あなたの出身県のマネーの県民性はいかがだろうか?


平田和生(ひらた かずお)
慶應義塾大学卒業後、証券会社の国際部で日本株の小型株アナリスト、デリバティブトレーダーとして活躍。ロンドン駐在後、外資系証券に転籍。国内外機関投資家、ヘッジファンドなどへ、日本株トップセールストレーダーとして、市場分析、銘柄推奨などの運用アドバイスをおこなう。現在は、主に個人向けに資産運用をアドバイスしている。

最終更新:10/1(土) 9:40

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