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与那国の歴史、唄、食、まるごと体験 交流資料館完成

琉球新報 10/1(土) 11:19配信

 【与那国】与那国島歴史文化交流資料館「DiDi(でぃでぃ)与那国交流館」が9月23日、与那国の祖納区に開館した。整備を進めてきた同町は文化を体験できるコーナーを設置するなど町民や観光客が交流できる施設として運用し、地域活性化を目指す。

 交流館は敷地面積2543メートル、延べ床面積562メートルの壁式鉄筋コンクリート造り。外観は木造で、屋根は県産赤しっくいに仕上げた。開け放しの施設に3カ所の中庭を配置し、開放感を演出した。

 日本最西端の独特な文化や歴史を学ぶことができる「風ラボ」、民俗芸能の唄や踊りを鑑賞し体験できる「唄ラボ」、食文化や郷土料理を味わえる「食ラボ」の三つの体験コーナーを設けたほか、展示施設や収蔵庫、舞台なども備えた。タッチパネルの検索画面で島内の景勝地などの情報を知ることもできる。

 一括交付金を活用し2015年9月に着工。総事業費は約3億1612万円。管理は一般社団法人与那国フォーラム(代表理事・外間守吉町長)が担う。

 開館式で外間町長は「自然、文化、観光資源、人々を結ぶ拠点にし観光交流と文化振興を図りたい」と意気込みを語った。

 開館は午前9時から午後5時まで。月曜が定休日。入館料は小中学生100円、高校生以上200円。町民は無料。問い合わせは与那国フォーラム(電話)0980(87)2166。

琉球新報社

最終更新:10/1(土) 11:19

琉球新報