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「スマホイク」開発 保育士の事務作業軽減

福島民報 10/1(土) 10:00配信

 福島県郡山市のIT企業プレイノベーションは、保育士の事務作業を軽減するサービス「スマホイク」を開発した。保育所が市町村に提出義務のある書類をデータで管理し、共有できる。30日、郡山市と市内の認可保育施設との三者間で行った1カ月間の実証実験が終わった。今後、市と保育所それぞれの業務削減率などをまとめる。
 プレイノベーションはICT(情報通信技術)を活用し保育士が子どもと接する時間を増やそうと開発を進めてきた。
 スマホイクは子どもの登園・降園時間や延長保育、病気の発症状況などのデータを入力するとネットワーク上に情報が保存され、行政側のパソコンで即時に閲覧できる。書類の作成や送付の手間が省けるほか、必要項目を埋めなければデータを保存できない仕組みとなっておりミスも少なくなる。プレイノベーションによると、保育所と行政がクラウドサービスを使って情報を共有するシステムは、実現すれば日本で初めてとなる。
 実証実験を行った市認可小規模保育施設「ココカラ開成」は、5月から実験的にサービスを導入している。施設を運営するピーエイケアの上国料竜太社長は「保育士の業務負担が減れば、心に余裕が出て子どもと向き合う時間が増やせる」と期待している。
 プレイノベーションの菅家元志社長は「行政側の業務も軽減できる。地域の保育の質の向上に役立ちたい」と話している。

福島民報社

最終更新:10/1(土) 12:23

福島民報

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