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未公表は規制庁指示 第二原発侵入警報停止

福島民報 10/1(土) 11:38配信

 東京電力福島第二原発で侵入検知器の警報が鳴らないように設定されていた問題で、石井武生所長は30日、核物質防護の観点から対策が講じられるまで問題を公表しないよう原子力規制庁に指導されていたと明らかにした。
 石井所長は同日、福島県楢葉町役場で町議会に対し、一連の経緯や再発防止策を説明した。問題を公表すれば、原発への妨害・破壊工作を計画する者に知られることになるとして「是正が行われるまで開示しないよう指導を受けていた」と述べた。
 このため、昨年10月に問題が発覚したが、今年9月12日に原子力規制庁を事務局とする原子力規制委員会が東電を厳重注意とするまで公表できなかったという。青木基議長は「帰町目標である来春に向けて重要な問題。二度と起きないよう社員教育などを徹底してほしい」と求めた。近く福島第二原発を町議会として視察し、東電から詳しい事情を聞く考えも示した。

福島民報社

最終更新:10/1(土) 12:24

福島民報