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【W杯アジア最終予選】宇佐美えこひいき待遇 ハリルに批判

東スポWeb 10/1(土) 16:42配信

 日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)の“えこひいき選考”はいつまで続くのか――。指揮官はロシアW杯アジア最終予選イラク戦(6日、埼玉)とオーストラリア戦(11日、メルボルン)の結果次第でクビが飛ぶ正念場を迎える。出番のない欧州組を集めた選考が物議を醸したばかりだが、FW宇佐美貴史(24=アウクスブルク)への偏愛ぶりにも批判の声が上がっている。

 ハリルホジッチ監督が異常なまでに執着するのが宇佐美だ。日本代表監督に就任以降、常に招集し続けて19試合中18試合で起用。「彼に関しては我慢して使っている。我慢して、励まして使っていく」と指揮官は堂々と“特別待遇”を公言している。

 宇佐美はJ1のG大阪から今夏に再びドイツに渡ったものの、選手層の薄いアウクスブルクでもレギュラーを奪えず、公式戦6試合で途中出場が1度でプレー時間はわずか8分…。ベンチを温める日々が続いている。

 この惨状では最終予選のメンバー入りも危ぶまれたが、ハリルホジッチ監督は迷うことなく招集を決断。「私は宇佐美のことはよく分かっている。(最終予選初戦の)UAE戦も途中で入って10~15分でかなりのクオリティーを見せ、かなりのチャンスをつくってくれた。本当に能力のある選手だ」とありったけの言葉でベタ褒めした。

 さらに愛弟子が所属クラブで出場機会のないことにご立腹で「試合に出ていないので向こうの監督にも連絡を取り、説明を求めた」。なんとアウクスブルクのディルク・シュスター監督(48)に直談判したというから、モンスターペアレントも真っ青の親バカぶりを発揮していたが、宇佐美は29日の練習で負傷して、9月30日(日本時間1日)の国内リーグ、ライプチヒ戦ではベンチ外となってしまった。

 しかも最終予選で追い詰められた状況でのこのありさま。当然、批判の声が噴出しており「親善試合ならまだしも、代表で特に何もしていない選手を特別扱いするのはどうなのか。疑問を持つ選手だっているはず」とはJクラブの強化担当者。

 実戦から遠ざかり代表での実績すらない宇佐美のために貴重な1枠を使うならば、もっとチームに貢献できる選手がいるはずだ。MF中村憲剛(35=川崎)やMF斎藤学(26=横浜M)といった即戦力のバックアップメンバーに、FW南野拓実(21=ザルツブルク)やFW久保裕也(22=ヤングボーイズ)ら欧州で活躍する若手ストライカーもいる。好調のFW大迫勇也(26=ケルン)やFWハーフナー・マイク(29=デンハーグ)を試してもいいだろう。このまま宇佐美を無条件に選出する“VIP待遇”が続けば、代表イレブンの間で指揮官を懐疑的な目で見る者も出てくるかもしれない。

 宇佐美としては愛情を注いでくれる指揮官のために結果を出して、沈没寸前のハリルジャパンを救うしかないが、ケガの状態がW杯予選に影響を及ぼすかが気掛かりなところだ。

最終更新:10/2(日) 10:21

東スポWeb

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