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管理責任 所在曖昧に 第一原発の鉄構未点検

福島民報 10/1(土) 11:38配信

 東京電力が福島第一原発5.6号機の送電線を支える引留鉄構の点検を一度もしていなかった問題で、東電は社内で管理責任の所在が曖昧となっていたことが原因だったと発表した。
 東電によると、5号機の運転を開始した昭和53年、引留鉄構を建設した送電部門と発電所の関係者が協議し、発電所が管理者となった。しかし、協議に参加した発電所の担当者が管理部門に情報を伝えなかったため、送電部門と発電所との間で責任の所在が曖昧になったとしている。そのため、保安規定で義務付けられている保全計画を策定せず、点検を怠っていた。
 東電が8月、引留鉄構の引き込みケーブルを工事した際、ひび割れや変形などの損傷が約50カ所で見つかった。東電は強度不足が確認された部分について溶接などによる補強を進めており、10月中に完了させる。

福島民報社

最終更新:10/1(土) 12:25

福島民報