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【凱旋門賞】海外初の国内発売「世界最高峰レースの波乱度」を検証

東スポWeb 10/1(土) 18:43配信

【凱旋門賞(日曜=10月2日、仏シャンティイ競馬場芝2400メートル)】世界が注目する芝12ハロンの下半期最高峰レース、GI凱旋門賞(日本時間23時5分発走予定)。ダービー馬マカヒキに日本馬初Vの夢がかかる一戦だが、日本競馬界にとっても海外GIを初めて発売するメモリアルレースとなる。そこで、ここでは凱旋門賞過去3年の結果をもとに、JRAで発売した仮定で配当を逆算…しっかりイメージを持って発売開始に備えていただくために、その波乱度を検証した。

「別表1」は過去3年の凱旋門賞上位3頭の成績。英大手ブックメーカー・ウィリアムヒルの締め切り直前の単勝オッズを本紙オッズ計算ソフトに入力して出した“仮想JRA配当”を併記した。控除率をはじめ成り立ちの異なる数字なのであくまで目安だが、なんとなく凱旋門賞というレースのイメージはつかめる。

 馬連平均7000円超え、馬単平均はほぼ万馬券、3連単は万馬券、8万馬券、10万馬券超え。格式は最上級ながら、かなりの波乱モードのレースということが分かる。

 日本のGIで同様の傾向を持つレースを探ると、浮かび上がったのは同じ国際競走・ジャパンカップだ(別表2)。凱旋門賞の上位3頭の人気合計は古い順に10→19→11。対するジャパンカップは19→13→12。1番人気が勝ちにくい、4~7番人気が躍動する、時として2桁人気馬も激走…リンクする項目は多い。

 ジャパンカップは日本馬のレベルアップに対し外国馬のレベル低迷が重なり日本馬上位独占となって久しい。一方、凱旋門賞は欧州馬にとって輸送、環境変化の不利の小さいフランス開催ということで一定のスパンで英愛独調教馬が優勝する。結果のホーム・アウェーの色分けでいえばかなりの違いがあるが、手の内がわかりにくく特殊な緊張感がある国際競走というレースの性格が同程度の波乱を演出している?

 いずれにしても国内発売初GI凱旋門賞は“疑似ジャパンカップ”と考えれば、当たり馬券に近づけそうだ。ちなみに現状のウィリアムヒルの凱旋門賞単勝オッズは人気順に以下のようになっている。

ポストポンド 2・75
マカヒキ 6・00
ファウンド 8・00
ハーザンド 9・00
オーダーオブセントジョージ 15・00
ニューベイ 15・00
レフトハンド 21・00
シルバーウェーヴ 21・00
ハイランドリール 26・00

 日本馬マカヒキ(2番人気)から買う決断ができているファンはレースイメージからいけば、相手はファウンド、ハーザンド(本紙想定オッズでそれぞれ馬連20倍台)、あるいは思い切って5番人気以下を狙う手だ。一方、マカヒキはブックメーカーのオッズよりJRA発売では売れやすいのは間違いない。ということでクールにマカヒキ外しでいくにしても…上位のまとめ買いでは取りこぼす可能性大。

 凱旋門賞はフランスのジャパンカップ――。これを肝に銘じて発売を待ちたい。

最終更新:10/1(土) 18:43

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